環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

堤防の鯤

北冥有魚,其名曰鯤。鯤之大,不知其幾千里也。化而為鳥,其名為鵬。鵬之背,不知其幾千里也;怒而飛,其翼若垂天之雲。是鳥也,海運則將徙於南冥。南冥者,天池也。

http://zh.wikisource.org/wiki/%E8%8E%8A%E5%AD%90/%E9%80%8D%E9%81%99%E9%81%8A

「海と島の博覧会」*1の際の榮久庵憲司氏の作品「鯤」。その説明板には『荘子』逍遙遊篇の読み下し(と語釈)が載っている。

広島市制施行120周年記念事業」の中に、
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「中央公園モニュメント「鯤」移設事業」があって、元の位置では樹木に囲まれているなどで「市民や来訪者から良く見えるように、現位置でのかさ上げ又は移設」を行うという事業がすすめられ、移設されたのが昨年。


同じ中央公園の西の端、渝華園のすぐ隣に聳え立っているという現在地。渝華園とともにたくさんのカラスが集まる場が形成されている。

*1:平成元年