環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

海老山町の沖

昔からの陸地である海老山、とその周囲が「海老山町」で、
角川日本地名大辞典 (34) 広島県
の頃は

東は旭園、西は海老園2〜3丁目に接し、南は広島湾に面する。

とあるように、南がすぐ海に面しており、後に「海老山南」や「五日市港」の埋立て地が広がってゆく。

広島市/埋立地の町の区域への編入(新たに生じた土地の確認) 広島市/埋立地の町の区域への編入(新たに生じた土地の確認) 広島市/埋立地の町の区域への編入(新たに生じた土地の確認)
のページには、広島市内の新たな埋立て地に住居表示が実施された事例が載っている(平成14年8月19日から平成22年7月8日)。
南区出島と西区観音新町を除いて五日市沖が大半で、「別図」によって「海老園二〜四丁目」と「五日市港二・三丁目」の拡大していく経過がわかる。

おおざっぱに図にすると、濃い色から薄い色へと広がる。「海老園」は海老山麓の水路の奥から漁港へ、「五日市港」は橋の麓の三丁目から東へと拡大している。