環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

堂願橋

高陽ニュータウンのA・B・C団地と分かれているうちのA団地は、真亀山・恵下山の連なる丘陵上にあるA1住区と、西山・亀崎のほうのA2住区に分かれる。


二つの丘陵の間の北に下る谷は、「堂願」*1という字名なので、両団地を結ぶ陸橋のうちのひとつは「堂願橋」または「堂願陸橋」という名前。


西のA1住区への入居開始が昭和51年4月で、A2住区への入居開始が昭和52年十二月*2。A1の入居開始直前の3月に堂願陸橋が竣工している。

*1:郡中国郡志』下深川村に「トウクワン」の小名が見える

*2:『高陽町史』広島市役所.1979.p508