環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

水主町地蔵尊堂

住吉橋記念燈の脇、歩道のそばの祠が「水主町地蔵尊堂」。
こちらも河川改修の影響により、平成8年に現在地に移転している。

外の壁に掲示されている由緒書によると、六体の地蔵「顎なし隠岐地蔵尊・子安地蔵尊延命地蔵尊・子育地蔵尊・賽河原地蔵尊・伊豫立江地蔵尊」のうち、「顎なし地蔵」が水主により祀られたことにはじまる。
原爆による堂宇焼失後は、近隣の個人宅に五体の地蔵を加えて祀られたのち、河川改修を迎える。

青い暖簾のそれぞれに六体の地蔵の名があり、真ん中に「原爆地蔵尊」とある。