環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

理窓院の楼門

安芸高田市甲田町の理窓院はもと禅宗で、寛永四年に真言宗に改宗。下甲立の町の西側丘陵斜面に位置する。山道づたいに宍戸氏の墓地があり、さらに先には甲立古墳に通じる。

門前を横切る細道はグラウンド越しに見晴らしがよい。入口の楼門は安芸高田市指定の重要有形文化財。左右の仁王像の赤が際立つ。


理窓院楼門(甲田町) 理窓院楼門(甲田町) 理窓院楼門(甲田町)
のページに、宍戸元源が粟屋から寺を移したときに共に移築されたとある。境内の「理窓院縁起」の碑文によると、「昭和三十三年五月山門(康永三年(二〇〇二年)建立)ヲ解体修理」している。同時に寛政4年建立の護摩堂も解体修理されている。甲田町(当時)の重要有形文化財に指定されたのは昭和44年。
安芸高田市内の指定文化財 安芸高田市内の指定文化財 安芸高田市内の指定文化財