環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

古江の道路改修碑

この時代の記念碑は現代のものにくらべて年月日の文字がずいぶん大きい。


西区古江西にある明治四十三年の「道路改修碑」は、住宅街の小さな交差点の角、家庭ごみの収集スペースのあるような、人目につきやすい場所にある。

言及されている道路は、「加計縣道」(太田川沿いの道路)と「國道」(古江や草津を通る旧西国街道)を結んで「五里十六丁」に及ぶ。途中「久地」「伴」「石内」「古田」(当時の村)を経由する。その道が「以荒路難歩議改修」となり、県の補助を得て「明治三十五年三月」に起工、ルート変更や日露戦争をはさみつつも「同四十三年四月」に竣工する。経由地の村長や元村長が名を連ねている。
ひろしま昔探検ネット」の「古路・古道 歴史散歩」では
西国街道?(己斐から五日市まで) 西国街道?(己斐から五日市まで) 西国街道?(己斐から五日市まで)
のページで紹介されている。