環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

二ノ宮八幡の段上

拝殿の真正面に向いている階段は、大正三年に整備されたもの。手すりは近年のもの。

「木々に覆われ」と書いたけれども、もっぱら竹が両脇を挟んでいる階段。


段上に上がると左手が桜並木。さらに先に二つの段があって、そこへの階段二箇所も一体のもので大正三年。桜の奥の石灯籠と標柱は大正八年の奉納で、石鳥居はそれらより古い明治二十四年、というふうに徐々に加わっていった石造物。