環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

細い石内川

「出水之筋ハ材木数流レ候程之水勢ニ御座候」*1こともあるけれども、普段は細く水量の少ない石内川。立て札も相応にこぢんまりしていたり。


本流たる八幡川は上流に魚切ダムがあるだけあって、川幅が広い。水量はそこそこに。


藝藩通志』(巻五十一)の「利松村」の項に、「河内川里西を通じ、小川も南に走る」とある。同書では「河内川」を本流全体の名とし、「八幡川」を別名とする。本流との対比で石内川は「小川」で済ませる。

*1:石内村「国郡志御用ニ付下調書出帳」の「石内川」