環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

合流後の八幡川

石内川と合流してからは、河口まであとわずか。東岸が皆賀で西岸が五日市。


五日市村の「国郡志御用ニ付下調書出帳」では、「八幡川」が村内を21町流れ、「此川筋村方ニ而者八幡川と号」とある。上流を含めた正式(?)な呼称は「河内川」であるという認識があった上で、五日市などの河口部では「八幡川」と呼んでいるという記述。


藝藩通志』では「河内川」を見出しとし、末尾で「一には八幡川と稱す、皆賀八幡社の前を流るゝ故なり」という別名の由来についても触れてある。