環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

県道の上の鉄道跡

県道の川沿いにはガードレールがあり、山側には電柱が連なる。すれ違い困難な幅の区間や、待機場所となる奥行きのある区間がある。

山腹の可部線線路跡が頭上近くに迫っているような場所では、コンクリートの擁壁によって岩や木々のないまっすぐな急傾斜が続く。


線路の撤去された跡地は、少し草の生えた砂利道のようになっている。地形図上では空白の帯で表され、標高50mの計曲線を分断するような平坦面をつくる。*1