環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

手すりが区切り

本町通りの北端近く、真宗の照蓮寺は比較的低い位置の境内なので、階段の距離も短い。


階段の幅が広く、周りに迫る建物もない。手すりは両側には無く、中央向かって右側寄りに付いている。南側の階段も同じ。前項の長生寺も一部同じ。

他の寺院、例えば尾道市内の西国寺・浄土寺光明寺など*1見ると、何れもど真ん中に手すりが設けられている。



どちらにしても、幅の広い階段は両側に手すりがあるだけでは心許ないものがあるので、手すりで区切られることで丁度良い幅の階段が二つ出来たことと同じになる。
神社の場合は神輿が登りにくくならんかなという気がしたりすることもあったり、駅のホームへの階段だと、上り専用通路の確保に使われたりで、大量の人の動きにいろいろと影響を与える障壁のような防護柵。

*1:宝土寺も持光寺も