環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

郷土資料館南側の説明板

(略)北側にある公園内には、構造・工法ともに当時のもっとも進んだ技術で造られた高さ3.7mの鋼製煙突の一部も保存している

という言及があるのは、郷土資料館入り口近くにある昭和60年5月設置の説明板。文化財としての「旧陸軍糧秣支廠建物」についての説明板*1はそれとは別にあり(下画像)、この傾斜をつけたステンレスの説明板のほうでは、新たに設けられた郷土資料館という施設についての説明が中心。


他には被爆建物であることを示す説明板もある。当時の名称(宇品陸軍糧秣支廠)や爆心地からの距離といった最低限の情報に絞っているという様式*2

*1:昭和60年指定、昭和62年設置

*2:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20070809/1186672455