環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

天明七年の石灯籠

社号碑・階段・灯籠・由緒・鳥居と、参道入口脇には新旧の石造物がところ狭しと連なっている。



その中でも古いのは、「奉寄進」と刻まれた石灯籠*1天明七年*2。「神社の由来」にもあるように、空鞘稲生神社から分祠した始まりの年。

竿石の裏側に「丁未 天明七年 三月吉日」とある。縦書きの二行だけでなく、干支が行頭のスペースに一字ずつ置かれる。(廣瀬神社狛犬台座も同じ書式*3