環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

多面体と道しるべ

大聖院ルートにある「みせんみち」の道しるべのように、見せる向きと指示する矢印があるならば、円柱や六角形八角形ではやりにくい。四面の一つをふんだんに使って要所に立つ。

刻字のない笠や台座なら八面体でも不都合がない。それとも円形に近づけたかったのだろうか。

もともとは享和元年(辛酉)に立てられたものが、大正6年に修理を受けているので新旧の石材の違いがはっきりしている。