環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

大林村長の碑

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の、「吉川翁の彰功碑」と「吉川渉先生の碑」*1は、どちらも大林村(現広島市安佐北区大林)の村長を務めた吉川渉の功績を称える石碑について触れている。「せまい地域で、一人の人物のために、しかも村民が建てた碑が三基もある」ことが特筆される。

国道64号沿いの大林愛林会敷地には「吉川翁彰功碑」がある。もと村役場のあった所ということからか、翁が私財を抛って役場敷地や建物などを提供したことが刻まれている。

大正10年建立のこの碑は、題字が内務大臣の床次竹二郎で、碑文の撰者が安佐郡長の井上恒蔵。

*1:『広島の石碑 心と形(第一集)』p73にも紹介されている碑