環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

白牡丹の天保井

西条鶴の向かいには白牡丹。入口脇の壁に「四日市冥加の水」と題した説明板がある。

「ようやく辿り着いた宿で、渇いた喉を潤す一杯の水」として江戸時代から親しまれてきた西条盆地の軟水、ということを掲げられるのは、同社が延宝三年創業という古さがあってのことか。「白牡丹」の名前は天保10年から。

敷地内の神社脇には八角形の井戸「天保井」。