その案内図の両端はそれぞれ国道へ通じる道。「至八幡」などの地名表記に並んで、「至191」は道路標識でおなじみの丸みのある逆三角形で国道の表示。
その形の囲みが国道番号をあらわすという約束事は、車に乗っていなくても一般常識のようなものになっておそらく十分に定着していたろうか。
昨年11月から刊行の始まった、新しい2万5千分の1地形図では、道路の種類を色分けするようになった。それまでは道路片側に括弧で添えられていた国道番号が標識と同じ青三角で大きく表示される。
都道府県道は黄色。六角形の番号は付かないので紛らわしくない。
新しい多色刷りの地形図では赤に着色の上、国道番号はおにぎり型に変更しました
『地図中心』2014年1月号 p23「新しい多色刷りの2万5千分の1地形図の作成・刊行」
