環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

毘沙門天の六福神

複数の寺社に同時に置かれれば七福神で、緑井権現山の毘沙門天のようにもともと一神が祀られている所に加われば六福神。

鐘楼から本堂までの参道に、恵比須・布袋・寿老人・福禄寿・弁財天・大黒天の順で石像が置かれたのが昭和40年代前半。

「昭和四十年代当地信者の発願により、吉祥天、六福神石像を奉安す。」と記されている「岩谷権現山毘沙門天堂縁起」が昭和45年のものなので、45年までの近い複数年に行われたと知れる。