環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

地面が新しい

昔からその場所にあった、またはその近くにあった石仏や石塔でも、それを覆うほこらや地面の舗装が改まると、途端に古くない物*1に変わってしまう。



水田の畦も、車道の路肩も、直線的な土台に置き換わっていて、五輪塔の形だって当初は人工的な直線や曲線だったはずが、ここでは単に風化したという以上に自然石っぽさが強調される。

*1:石造物そのものは「新しい」とまでは思われないけれど