環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

平和公園以前

中区中央公園の「平和の鐘」は昭和24年の第三回平和祭で使用されたもの。高い柱の上にあるものの、周りの木々の方が高かったり子供図書館前の数多のモニュメントに紛れてひっそりとしている。

説明板が文中で誇るところは、広島銅合金鋳造会が「焼け跡から集めた金属を鋳込んで作」ったことと、「同年8月6日の平和祭に打ち鳴らされた由緒ある鐘」。

式典が現平和公園に移ってから使われていなかったという状況から、平成27年にもう一度鳴らそうという気運が高まる。
【戦後70年】平和の鐘66年ぶりの響き あす広島・中央公園 - 産経WEST 【戦後70年】平和の鐘66年ぶりの響き あす広島・中央公園 - 産経WEST
記事中にも現存最古(平和の鐘としては)という特長が他の鐘との比較で位置付けられる。