環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

立て札を見せる犬

飼い犬に関するマナー看板には、フンに関する注意と合わせて放し飼いにしないよう呼びかける種類の物がある。

邑智町の設置による看板と、吉田町による看板は同じ様式で注意の文言を載せるが、犬の外見は随分と違っている。

吉田町の方は首輪にリードが付いていて手に(脚に)袋とスコップを持つ。書かれている文言の内容をそのまま反映させた姿。
比較すると、邑智町の方の描かれ方は擬人化の程度が強く、杭を打ったと思しきハンマーにもたれかかって立て札を指差す仕草は設置主体であることを主張する。飼い犬を絵にしたものではないとなれば繋がれていないじゃないかと思うことは野暮であった。