環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

うろ

同じ楠の根元の、根と根の間の空洞になった部分に何がしかが祀られていて、小さな注連縄と柵が塞いでいる。

飾らないで空洞のままでも、木そのものが保護されている限りは安泰ではあるものの、もしも木の活動が止まったら切り株や材木に聖性をたもつのが精一杯で、印の無い空間は守られないかもしれない。