環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

しんぼくの木の根元

そんな大浦崎は「現在では平和な公園 町民いこいの場所となっている」と綴られるように、体育館とそれを取り巻く公園と海浜からなる。石碑の背後が高校のカヌー部の艇庫というのも良い背景を成す。

 

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「しんぼくの木」という記念樹は基地跡の石碑より古く、昭和60年。音戸町の全小学校六年生と民生児童委員協議会による。「議」の略字といい、角ばらない書体といい、素朴さを意識しているように感じる。