環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

石碑の復旧

移転するつもりのない石碑が、災害によって攪乱されてしまった後、傷を残しつつも元の位置に直された姿は、災害からの復旧を象徴する意味が加わる。

安佐南区の細野神社の麓に立っていた「定用水碑」と「熊野忠左衛門墓碑銘」が豪雨災害により土砂に流された。神社境内の復旧とともに石碑の台座も直されて、でこぼこの目立つ碑面が据え直されたのが平成26年。「ライオンズクラブ国際協会331-c」による寄贈。