環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

過去を視る手段

在りし日の姿を偲ぶための写真は、現地にいなくてもその場所の分身を出張させることができる。所蔵品の貸し出しより写真パネルの方がお手軽で、物足りないかもしれないけれど、たいていの場合、平板な見た目でも補助的な役目を充分にはたしてくれる。
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一方、現地で画像の資料を見るとなると、今と昔の姿を見比べることが主目的になる。今とどう違うのかが分かりやすく示されていないと重ね合わせ甲斐がない。
原爆ドーム周辺でドローンを飛ばすことは禁止されていて、今の姿を色んな角度から見ることはできないが、ARによる被爆前の姿を重ね合わせることはできる。禁止事項だけではないという並置。
kanototori.hatenablog.jp


というこの写真は、はてなハイクには載せてた気がする。