環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

指さし道しるべ

国道191号と同様、県道宇津可部線も起点のさらに東に旧国道との交差点があり、道路の色を変えて交差点があることを知らせている。
その交差点の北西の角に小さな石柱が立っていて、往時の主要道の名残を見せる。
二つの面には指さしした手の形が浮き彫りにしてあり、

右ハ三次ヲ経テ
出雲ニ通ズ*1

左ハ飯室ヲ経テ
加計二通ズ*2

と、南の広島方面から来た人の案内をしている。今立っている向きからすると変ではあるけれど。大正十五年*3十一月の建立。

*1:写真前面

*2:写真右面

*3:西暦1925年