環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

真鯛の海

アビの地図と似たようなちょっと広い海域が示されているのが、「豊浜町地域まだい保護育成区域」の説明板で、赤かった字は殆ど読めず「 では 以下の は で下さい」となっているが、「事業名 地域栽培漁業推進拠点整備パイロット事業」とあるので、それに関す…

アビ渡来群遊海面

豊浜支所近くの「豊浜町商工業者案内図」には、豊浜大橋の南と豊島大橋*1の南にアビのイラストがある。 「アビ鳥保護のお願い」の説明板に、「アビ渡来群遊海面」の詳しい位置が示されていて、大崎下島の南端近く・雀磯周辺・斎島周辺・重子島周辺・尾久比島…

平たいアビ

豊浜大橋の南、豊浜町大浜の海浜公園は、砂浜の隣に多目的広場や駐車場を備える。 園内の案内図の下や、時計台の青と銀の格子の中に、水中に潜るアビの姿が象られている。

アビのレリーフ

豊島と大崎下島を結ぶ「豊浜大橋」。 親柱には豊島側に「豊浜大橋」「豊島瀬戸」、大崎下島側に「とよしませと」「とよはまおおはし」のプレートがあり、漁船に集まるアビ群などが茶色の*1レリーフとなって挟まれる。 欄干にもアビの飛ぶ姿泳ぐ姿が配置され…

一の字橋

大津泊庭園の北端が下島大川の河口となり、そこに架かる「一の字橋」で県道74号と天神鼻方面の道へと分岐する。 島の、とくに三ノ瀬への玄関口としての庭園のさらに玄関口にあたる。親柱は大きな灯籠で、擬宝珠のついた赤い欄干には蘭の花が彩る。

園内の木橋

トンネルの近くには池が配置され、海岸線とは垂直に木の橋が架かっている。 橋の上からトンネルの奥が見えたり、島の奥に伝う送電線が見えたり、人影を見なかったり、いろいろと。

大津泊庭園

下島大川の河口部に広がる大きな入江は「大津泊」として船舶の停泊地として利用された。 県道と海岸に挟まれた区画は「大津泊庭園」として整備されている。 そこの説明板にイラストで入江の様子が示されており、天神鼻の地形も強調されている。 (略) 近世…

天神鼻トンネル

天神鼻のつけ根のあたりを、54mの短いトンネルが貫通している。 『芸藩通志』の絵図のように、見戸代の海岸がまだ奥まっていた頃には通ることもなかったような地点。 上部の「天神鼻トンネル」銘板を見ると見戸代の側は白っぽく、丸谷の側は黒地。

天神鼻

map:x132.677422y34.193843:hybrid:w450 白崎園から南に見える「天神鼻」は大津泊と丸屋湊とを分つ細長い丘陵。 文化12年の『蒲刈志』*1に、多賀谷氏の居城「丸屋」の説明文中に、 左ハ天神鼻トテ小丘海上二百間ハカリ出、松樹蒼々タリ、其中間ニ小社アリ、…

白崎園からの展望

ベンチの隣に、安芸灘大橋の説明と展望図が見える。島山の立体図の中に「野呂山・安芸灘大橋・川尻町・柚島・安浦町・竹原市・横島・来島・上蒲刈島(蒲刈町)・七国山・下蒲刈島(下蒲刈町)・天神鼻」といった市町名や地点名が載っている。 南に見える同じ…

白崎園の模様

安芸灘大橋の記念公園「白崎園」は下蒲刈島側のたもとにあって、北や東の展望が開ける高台。 今井眞正氏のモニュメント「生」がそそりたち、そのそばに並ぶベンチも同様の彩り。

目立つ白

そのバス停には、広告付きのイスの他に、全体を白く塗り「銀椅子」と書かれた椅子が置かれている。高齢者向けの椅子の位置として、歩道の奥よりも車道に近い*1方がよろしい、といった感じ。 かわって、音戸町の高須バス停の方では、青と薄緑の椅子が並んでい…

警固屋中学校バス停

市営バスの路線図を見ると、音戸大橋が大きく強調されている。 呉市内からの複数の路線は、「警固屋支所前」「警固屋中学校」「音戸渡船口」と進んだところで橋の手前となる。島へ渡る路線のほかは、阿賀方面だったり、見晴台方面だったり。 警固屋中学校バ…

音戸大橋

音戸の瀬戸が古代から航路として使われていたとなると、倉橋島を指したとされる「長門島」は、「長門島の長門とは、倉橋島・能美島の間から早瀬瀬戸を抜けて音戸瀬戸に至る長い海峡という意である」(『倉橋町史通史編』2001)という語源となる。 赤いアーチ…

速い風

総延長623.5m、幅9.5m(車道6.5m・両側に1.5mの歩道)の早瀬大橋。 橋を結ぶ麓の交差点に「早瀬大橋強風警報装置」があり、風速25mで点灯して歩行禁止を呼びかける。「25」は最初からではないようで。