環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

企画展

史跡指定前の速報展

少し期間の重なる「甲立古墳速報展」は、展示場所が有料部分ではないので「無料」と表示される。文化センターや公民館で巡回展するような敷居の低さ。 平成20年の発見以降、調査が重ねられる都度、現地説明会や速報展で調査成果が報告されてきた。そして平成…

芸備線100年の年

そんな平成27年の春の企画展は、『芸備線開通100年』だった。今の芸備線以外の鉄道構想の地図も楽しい。 さらにこの博物館(資料館)の開館25周年でもあった。そのため企画展初日と2日目の3月28・29日は入館無料だったとある。

5月5日が土曜の年

その市入大祭のあった5月5日は、歴史民俗博物館が小中学生入館無料を実施していた。祭りのついでに見てもらうことができるし、普段訪れることのない家族連れを、祭りの観衆に加えることもできる。文化施設の歴史でもあり、この行事の歴史の一部でもある。 こ…

展示室に一人

同じく広島県の施設の「頼山陽史跡資料館」は5月12日に再開している。 まだ市内の人の動きも緩やかな時分、館内は一層静かだった。 開催中なのは特集展「頼杏坪」。備北にも事績を残し、芸藩通志をつくり、他国にも足を運び。県の施設にちょうどいい幅の広さ…

休館前に終わる方と延びた方と

2月末、美術館が休館になる前の頃は再開後の厳密な態勢ではなく、スーパーの入口のように消毒液が置かれていたくらい。 3階の伝統工芸展は休業前に会期を終え、2階の冬の所蔵作品展は会期中に休館を挟んで延長となる。

会期の予告と延長

2月に美術館前のバナーを見かけた時、「川端龍子展」の予告期間は「4月2日〜5月31日」。 再開後、期間延長により5月21日に修正されている。「金曜日は20:00まで開館」とあるのは再開後は当てはまらない。

チラシ置かず再開

県立美術館が再開した。図書室前にある各地の展覧会チラシの置き場には、感染拡大防止のためということで何も無い。休館前に置かれていたチラシの大半は予定通り実施できないまま回収されたのだろう。 常設展も特別展も、会期を延長して対応してある。特別展…

停留所という緑地

原爆ドーム前電停の路面に芝生が敷かれてからもう何年か経つ。 「ひろしま未来ガーデン」の、順路でいえば後半のエリアに「停まり樹」と題した作品がある。(株)安芸グリーン企画による。 作品の概要を説明するパネルの他に、多数の名札(QRコード付き)が…

箱庭与楽園

今のところ開催中の「ひろしまはなのわ2020」。人のまばらな園内を散歩することは気を落ちつかせ目を休ませる効能があることだろう。 新型コロナウイルス感染症対策について | ひろしま はなのわ 2020|第37回全国都市緑化ひろしまフェア 「会場内は開放的な…

メインゲートの外

メインゲートは球場跡地南東角に位置する。 道路を挟んで東にメルパルク、南におりづる絡みの建物。道路の手前には地下街西端の出入口がある。 地下街の中にも「はなのわ2020」の会場があり、主に写真が展示されている。 地下を行く人をメイン会場へ誘導する…

4月頭の早さと遅さ

その、思い出年表の道の西隣は「平和のバラ花壇」と「種苗メーカー出展花壇」。 4月5日の時点では多くのバラはまだ蕾も目立たない、葉と土の色ばかり。 年表のすぐ隣にまっすぐ立つ「陽光桜」は、逆にソメイヨシノよりも早く咲くということで、葉が青々とし…

年表を歩く

『はなのわ2020』会場内の「未来に向けた思い出年表」は、昭和20年(西暦1945)を起点に未来を含めた100年間を、「皆さんの短冊と当時の新聞・写真」で囲んだ道で出来ている。海島博の新聞記事を見てアビ丸を思い出すとは縁起がいいのかもしれない。 県内の…

「城下町から近代都市へ」

平成21年の広島城企画展に「変わりゆく広島の町並み-城下町から近代都市へ-」があった。*1 その企画展の一部に広島県物産陳列館(のちの原爆ドーム)のパネルを背景に記念撮影ができるところがあった。 城郭内だった三の丸が官公庁や軍用地へ変貌し、城下の…

入口の柱がちょうどいい

ひろしん文化財団による「春の日本画展」「秋の日本画展」は毎年4月と10月に開かれる。本の栞にちょうどいい。 ビルには南からも北からも入れるが、写真の看板は南の入口の柱に設置されている。通りの西側から向かうと入口への案内となる。北口よりもエレベ…

「えがかれた江戸時代の広島」と地図

現在の企画展では、測量によって距離や方位の正確を期した地図・絵図が展示されている。伊能図の副本にしても、高宮郡図にしても、色遣いが読図を助けて目に良い。 そこ前の前の企画展は「えがかれた江戸時代の広島」。展示の中心は「広島城下絵屏風」で、近…

企画展「江戸時代の天文学」

広島城にて1月26日まで開催中の企画展は「江戸時代の天文学」。 暦、天体観測、測量と、近世広島の人物だけでの企画展というわけではないけれど、単に伊能忠敬一行が訪れた以外の交流や事績がまとめられていて、多方面に見応えがある。 展示資料が文書中心な…

開館時間の長さ

福山城にしてもふくやま美術にしても県立歴博にしても、日の明るいうちに見終わらないとと焦ってしまう。 それらとは少し離れた商業施設「リムふくやま」(旧ロッツ)内の書道美術館は19時まで観ることができる。なので(そういうスケジュールなら)、そこを…

展示の中の広島

その日、福山駅近隣の展示を見に行くと、久能山東照宮と戦国の芸備で大半の時間が過ぎていく。 その合間に、他のテーマの展示を見ることも出来る。同じ館の常設展であったり、隣接する施設であったり。 美術館での所蔵品展は、安浦出身の南薫造作品を中心と…

重なる期間の歴史展示

久能山東照宮の企画展と似たような期間に開催されているのが、県立歴史博物館の「戦国の争乱から太平の世へ」。 出土品や文書から芸備(おもに備後)の中世から近世への変化を辿るという構成。草戸千軒町遺跡からはじまり、毛利氏、福島氏の支配の進展があり…

三館でひとつ

企画展『国宝 久能山東照宮–徳川家康と歴代将軍ゆかりの名宝』は11月17日まで開催。 主会場はふくやま美術館で、四章構成のうち第三章の一部を福山城で、第四章をふくやま書道美術館を会場としている。三館合わせての入館券が1500円で、一つの企画展のほかに…

当時の展示

八木用水のことは、小学校社会科でおなじみの郷土史教材として知られているので、郷土資料館の常設展示でおさらいする大人も子供も大勢いるのだろう。 平成26年8月の豪雨災害の際、ちょうど郷土資料館での企画展は「太田川の歴史」だった。見に行ったはずだ…

訪れた年に75周年

旅行先で、たまたま訪れることができた博物館で、「◯◯周年」と銘打った展示があるとその題材に親近感を強く持つようになる。毎年なにかの何周年だったりはするが。 一昨年じゃなくてもう三年前か、ニュージーランド旅行でオークランドに泊まった日、昼過ぎて…

四年前が30周年

「広島国際アニメーションフェスティバル」は四年前の平成26年が第15回だった。 二年に一度の開催なので「30周年記念大会」でもある。 開催されるのは8月だが、四月末から五月頭の連休中にも「広島メディア芸術振興プロジェクト アニメーション・まんがアー…

五百年前の生き死に

何百年記念として催される企画展やイベントは数多い。 今年安芸高田市歴史博物館で開かれたのは「安芸宍戸氏」。「宍戸隆家生誕500年記念」と銘打たれる。紹介された史料は、元就の娘婿隆家以前の数代に及び、他にも系統を異にする安芸宍戸氏の存在も示され…

地下の被爆資料展

ハイクの日。 8月19日現在の旧日本銀行広島支店の催し物はというと、「被爆70周年 広島平和記念資料館収蔵資料展 -原爆の絵・被爆資料・新収集写真-」が年度末まで地下一階で開かれている。その月のイベントは下記リンク先にまとめて掲載されている。 広島…

試飲会を含む展示

その頼山陽史跡資料館の昨年秋の企画展は酒がテーマだった。 山陽の酒に関する交流、それによってものされた詩画。展示資料には事欠かない。 期間中何回か、その年の「明魂」の試飲会も開かれたので、入口にはその案内看板も立つ。通りすがりに見かけた人が…

門前の看板

複合施設の案内は、表示を工夫しないといつどこで何をすることの案内なのか迷う。 単一の施設で出入り口が限られていれば、案内を見せる位置も要所を絞れる。屋敷跡の門が入口なら、その脇に看板娘を立てておけば間違いない。例えば頼山陽史跡資料館。

文書館のポスター掲示位置

県立文書館の企画展はスペースの割に濃密な情報量で、交通とか地図とか、その都度の分野に関心のある人にはとりあえず勧めておかなければならない。 いかんせん階段の下入口とか建物の入口脇掲示板にポスターがあるくらいで、その為に訪れた人以外の目にはと…

広島城内の宣伝場所

広島城の企画展を看板で告知する場所は城跡内(中央公園の一部)に四ヶ所ある。 東側から本丸に渡る土橋の外には護国神社の大鳥居があり、さらに外の歩道に面して1ヶ所。官公庁を行き来する人が目にするかあるいは中国放送。 城南通りに面した南の入口から二ノ…

文字だけのバナー

7年前、平成23年秋の場合。 特別展のスキタイ黄金美術のバナーは、黄金の装飾品の写真が青地に映える。この時配られていたチケットを小型にしたような割引券も同じデザインで、文庫本の栞にちょうどいい。 対して、横に掲げられていたのは所蔵品展の各フロア…