渡し船の造り替えに銀2枚(43匁×2)支給されるのが、どれくらいの足しになるのかよく知らないけれども。 文政初頭の国司*1村「国郡志御用ニ付下調書出帳」*2にある「諸上納」「諸給分」の額は米と銀の値で示されている。年単位の数量の目安として。 一、諸上納…

岩ノ城橋と岩の城歩道橋の架かっているのは、江の川に大迫川が合流するところで、吉田町常友の東の端にあたる。国司村の「国郡志御用ニ付下調書出帳」*1に、 先年ハ大川常友村之内に御座候処洪水にて付替当時当村之内を流候由 「大川」(江の川)の流路が昔は…

既存の道で常友と国司と結んでいるのは「岩ノ城橋」で、「県道29号吉田豊栄線」が通っている。歩道橋つき。 その橋の国司側の交差点で「県道318号上入江吉田線」への分岐がある。こちらは江の川に沿って竹原・福原・下入江を経て上入江に至る。 wikipedia:広…

地域高規格道路の「東広島高田道路」は、中国縦貫自動車道（安芸高田市美土里町）と山陽自動車道（東広島市高屋町）を結ぶ予定の事業。 東広島高田道路 - 広島県ホームページ に、「広島空港への1時間到達圏人口が約9万人増加」というような効果が想定されて…

そんな水田の広がる吉田町南部の国道沿いに、「東広島高田道路（向原高田道路）をつくります」という看板が立っていて、 そこの地図が示すには、向原の主要地方道広島三次線からトンネルを通じて国道54号に接続する予定が描かれている。

そこから広島方面に進むと、木の曲がりの強調された柱の上に半鐘が吊るされている。 「吉田町コミュニティ消防センター 安芸高田市消防団吉田方面隊第4分団」が、国道54号東側の水田に囲まれたところに建っている。 安芸高田市消防団の概要 に組織図がある。…

青迫交差点の傍ら、広島方面に近い方に小さな石柱が立っている。 四面それぞれに刻字があり、昭和六年*1四月に警鐘台が設置された際の寄付者の名前が並んでいる。その頃の常友は可愛村*2の大字。 「警鐘一ヶ」「警鐘臺」「田五坪」「畑四坪五合」「仝三坪五…

というふうな、歩道橋の上から見た交差点の様子は平成21年の画像で、その翌年には改良工事が施されている。 平成22年度記者発表一覧 | 三次河川国道事務所 三次河川国道事務所の平成22年6月18日付記者発表資料「青迫交差点の改良工事が完成〜地域の声を工事…

さきの看板の案内図での三角形の左角が吉田町常友で、広島方面からの吉田町吉田への入口にあたる。 分岐しつつあるあたりで「常友横断歩道橋」*1が跨いでいて、南にはガソリンスタンド、北にはJAが目に入る。 標識が示すのは、左側の国道54号が松江・三次方…

「高田地区消防署」と表示されるくらいには年季の入った進物店の看板が、吉田町内のあちこちにあって、 その右下隅にある案内図がその店の近辺の、つまりは町の中心部の*1略図となっている。 麓の市街地が三角形であらわされ、近隣の町に通じる道が四方向に…

甲田町の旧役場近く。「ワゴンのりば」と書かれた立て札に車の絵が載っている。自動車の場合、手足をつけなくとも正面を顔にすれば擬人化。 新公共交通システムご利用ガイド 平成22年から始まった安芸高田市の新公共交通システムのキャラクターで、絵の下に…

天満川*1沿いの水道関連の施設に注意書きがあって、中に入らないようにと、「じゃぐっちー」というキャラクターが「あぶないよ」と書かれた立て札を掲げている。そんな絵。水道の蛇口に手足をつければ何かを持たせることができる。 瀬野川沿い（に限らないけ…

そのあたりをすこし見回すだけでも、特産のタケノコの絵をあしらった看板がある。 コミュニティ道路のようなものか、「あいさつ道路」であると示す看板に絵が添えられていたり、 筍をキャラクター化した絵もあったり。皮の意匠というか衣装というか。

その交差点から北の方に向けてある案内表示は「倉敷市真備ふるさと歴史館」を示している。 もとの標識に修正を加えた跡が見えるので、たぶん合併による「真備町ふるさと歴史館」からの改称か。 旧町名「まび」は、マンホールの蓋にも見え、片仮名「マビ」を…

押しボタンの無いおおかたの信号機というと、歩行者の都合よりは自動車の流れを重視してタイミングを調整しないといけなくて複雑。 真備町の有井交差点の場合は時差式信号機*1。 旧山陽道の東西の道路が丁字路になっているところで、南に並行する国道486号に…