環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

斜めの宮通り

福山駅周辺の矩形の街区の中に、例外的な向きに通って斜めに見える「宮通り」。その道は福山八幡宮の前身にまつわるとされ福山城の堀の名残でもある。

近くの駐車場の範囲

多数の店の移転先を示すにはそれくらいの広さの地図が必要になる。逆に、特定の施設の利用者に案内する駐車場はなるべく小さな範囲にとどまるほうが便利さを感じさせる。 平成19年に見かけた地図なので、「センイビル」のように現在とは相当状況が変わってい…

テナントの移転図

センイビルは平成20年解体された。ビルで営業していた店舗や事務所は主に近隣の物件に移転して分散した。 解体工事現場の囲いの外には、店舗・事務所の移転先を番号で示した案内図が掲げられた。福山駅南口付近の街区に収まる範囲で業種別に番号を振り、移転…

高層マンションの途中

片仮名で書くものかどうかよくわからないが「アイネスフクヤマ」の南住宅棟部分は、備後地域でかなり高層の28階「フローレンス福山ローズタワー」。天満屋の看板はホテルと同じくらいか。 平成20年に着工し、竣功は平成23年。平成20年に見たころは下の方の建…

東桜町のビル

福山駅南口の通りを挟んで東が伏見町と元町。西が三之丸町と東桜町。 西側の建物の変貌は東桜町の福山繊維ビルの解体に始まり、三之丸町の建物や店舗の変化が今後も続く。 センイビルの跡地に建てられたのはホテル併設の「ines FUKUYAMA」。「繊維」をローマ…

各階の看板

前項の写真の真ん中、てっぺんにシーピー化成の大きな赤い看板を掲げる中国バスビル。 途中の階のアイフルやアコムの看板も赤い。 まだ駅前が今の姿になる前の平成21年に遡ると、この頃の中国バスビルの各階の看板にはプロミス・武富士・レイクもあった。

赤い看板の並び

福山駅南口のバスターミナル等を挟んで東側には商店街や天満屋などが連なって南への動線を作る。 かつて緑だった西側に対し、東側には天満屋と三菱東京UFJ銀行とシーピー化成(中国バスビル)の赤い看板が集まる。

緑の看板ふたつ

そこにまだフタバ図書があった頃、ビルのてっぺんには「GIGA」のロゴの入った緑色の看板があった。 隣のビルには同じような色の「CASPA」の看板が大きく掲げられていた。 かつてキャスパだった建物は残るものの、閉店して5年経つ。(画像2枚目は駅前工事中の…

元ダイエー

福山城天守から南を見下ろすと、駅の向こうにニューキャッスルホテルがそびえている。 左手に並び立つビルは元ダイエー東館で後にフタバ図書もいたことのあるトモテツビル。老朽化で解体が決まる。ホテルの南には西館があったが現在はサーパスマンション。前…

さらに古い駅前

福山駅前南口が現在の姿に整備される前に設置されていた案内図兼町名モニュメントを十年前に見た際。 駅前に立ち並ぶビル群の主だった施設名が掲載されている中、施設名・店舗名に変更のあった所がテープで修正されている。 「笹原病院」は「福山城西病院」…

お城のそばのホテル

「ベッセルイン福山駅北口」は福山駅北口交差点に接し、西に福山城の石垣を望む。 その東隣に接するビルは「学校法人福山大学宮地茂記念館」。 平成25年3月までは「キャッスルイン福山」だった。運営する会社は変わらずブランドが変わった。 ホテルブランド…

場内の道しるべ

そういった大きな案内図を寄贈したのは地元のライオンズクラブで、 城跡公園内の要所要所に写真付きの道しるべを寄贈したのは株式会社ベッセル。 東西南北どこからでも行き来できて起伏もある公園だから、ホテルの宿泊客にも地元の人にも重宝するだろう。

文化ゾーンの二分類

その「ふくやま文化ゾーンマップ」は福山城公園の東側入口に今年3月設置された。 中央に地図を置き、左側に各種の博物館施設を案内し、右側には史跡や文化財や神社など歴史的な場所が並べてある。 観光地としての福山城を観に来る人にとって、博物館や美術館…

文化ゾーンの隅

エフピコRiMの立地は駅前と呼ぶには少し西に寄っていて、wikipediaの「RiM-f」の文中にも「駅から少し離れている」ことがロッツやそごうの不振の一因として触れられている。 福山駅の北、福山城公園一帯が「ふくやま文化ゾーン」として案内される際に、書道…

RiM-f

呉そごうの閉じた平成25年、福山ロッツが閉店して「リム・ふくやま」(RiM-f)が開業した。前世紀には福山そごうだった建物。 循環バスの「まわローズ」のバス停も「ロッツ前」*1から「リム・ふくやま前」に変わった。 バス停名には採られていないが、ネーミン…

案内修正の履歴

前々項に挙げた駅周辺諸施設への案内表示には、もとの表示の上に貼り重ねて修正された跡がある。 三段あるうちの上段に「呉駅西駐車場」、下段に空欄が一つと「海上自衛隊呉史料館」が重ねられている。 平成21年の画像に遡ってみると、その部分に元々表示さ…

道の色分け

その案内図の凡例は道の色分けと施設の記号に分かれる。 青い線は「自由通路(2階通路)」で建物の中を通る部分はオレンジ色になる。建物内を通れない場合は地上へ降りて緑色の「地上通路」を通る。 車も通る他の道路は灰色で目立たないように描かれ、数多あ…

呉駅と呉港のあいだ

呉駅ほどの規模だと駅周辺は商業施設だらけで複合施設も数カ所にわたる。 特に呉港と呉駅との間には歩行者用の連絡通路が張り巡らされているため、個々の具体的な施設名によって案内表示がなされる。 呉港から向かう順序はゆめタウン・レクレ・駅ビルクレス…

坂駅周辺の案内図

坂駅近くに集中する商業施設は国道31号を挟んで向かいの広い区域にある。駅からそちらへ渡るには自由通路の歩道橋「あさがおロード」を通る。 改札近くの「JR坂駅周辺案内図」ではピンク色に塗られた「商業施設」でまとめられている。店舗の入れ替わりがあっ…

駅の中の看板

その新館は横川駅から出てすぐそばにオープンする店ということで、さっそく駅構内に広告看板が設置されている。 左側に店舗の内容紹介があり、右側に駅南口ロータリー周辺の略地図がある。中広通りの向かいにまで範囲を広げると競合店が含まれてしまうという…

横川新館

駅近くのフタバ図書といえば横川駅のそれが発祥の地として知られる。 駅南口すぐの商店街の一角を成す横川店に加え、駅ビル「アイスタ横川」を挟んだ西側に新館が建てられている。 書店ではなくネットカフェとタリーズ併設のいかにも好立地のビル。その建物…

過去のテナント

矢野前の商業施設「アイスタ矢野」は同名の横川や五日市と同じく中国SC開発により運営されている。 新駅舎が出来た頃は2階にフタバ図書(FC)が出店していたが二年後に撤退。

黒い矢野駅

同じく呉線の矢野駅も橋上駅舎。平成20年に現在の駅舎と駅前ロータリーの整備が進んだ*1。 安芸阿賀駅と同じくトイレはロータリーに面した一階にある。 屋根の緩やかな曲面と全体的に黒い駅舎はかつての地場産業「髢」のイメージから。 *1:http://d.hatena.n…

構内案内とその補足

「安芸阿賀駅構内ご案内」の案内図は橋上駅舎の改札口手前にある。 自由通路の階段かエレベーターで上がり、改札口を通った後はホームに通じる階段かエレベーターで下りる。その間の導線として誘導ブロックが設置されている。 ここに表された構内図は二階が…

安芸阿賀駅の自由通路

安芸阿賀駅のホームを行き来する歩道橋は東側に階段を向けていて、改札の外で駅の南北を結ぶ歩道橋は西側に階段を向けている。 階段の下はそれぞれ「北口広場」「南口広場」。国道に通じる北口がロータリーのある表玄関で、南口は小・中・高・大・高専の集中…

そこからどこへ行けないか

宮島口駅の改札を出てすぐ左手に開口する地下道がある。 銘板には「宮島口駅構内自由通路」とあり、 入口頭上には「JR宮島口駅北口方面自由通路入口」とある。JRおでかけネットの構内図*1では「駅北側地下道」との表記。 さらに添えられた注意書きが二つ。こ…

JRからJRへの矢印

「方向のみ強調」*1で見たように、松大汽船のフェリー乗り場への案内看板はそちらの方向への矢印が大きく繰り返される。広電の一日乗車券を持っている人向けの矢印。 JRの宮島口駅にとってはJRのフェリー乗り場への矢印が最優先の誘導路。他の矢印は省略され…

宮島口案内図

地上の交差点を渡らせないように禁止の表示が目立ちすぎると断絶の印象が先にくる。迷いなく地下歩道に進んでもらうための誘導表示が整っていく。 駅からフェリー乗り場までの道をいかに長さを感じさせずひとまとまりの区域に見せるか。範囲を絞った「宮島口…

宮島口の地下道

JR宮島口駅からフェリー乗り場までの短い道は県道43号。 すぐに交差するのが国道2号で、横断歩道は無く地下道で通過する。 平成6年に作られた「宮島口地下歩道」は厳島への導入となる内装で観光客を迎える。

宮島駅表記

区域としての「宮島口」より先に駅と桟橋という地点を指す「宮島口」が明治30年から始まる。*1 商店の案内広告地図に「宮島駅」とあるのは開業当初の呼称を意識したわけではなく単なる省略だろうと思うのは「海田市駅」が「海田駅」と呼ばれるのと同じい。 …