環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

シャレオのあらまし

同じ形状の銘板で地下街工事の概要を説明したものもある。 「建設のenergy」と題して工事関係者を讃えるモニュメント。「広島初の地下街」「軟弱地盤」「地上交通機能を維持する中での建設」という特徴を持つ工事なので、この地下街(とアストラムライン)の…

床の説明

錦帯橋の写真が壁にあり、その下に「波紋」という床の仕掛けの説明が付いている。写真の土台石垣の説明ではない。 この場所は紙屋町地下街シャレオの西の端。「シャレオ中央広場から湧き上がる水の波紋が、ここ西広場にまで浸透している様を、光ファイバーに…

石垣転用の舗装

同じように、広島城下町の堀の位置を示す説明板が広島法務総合庁舎前にある。 縮景園・県立美術館から西へまっすぐ行き、歩道に面した敷地内にしきつめてある石垣が、もともとは地中の外堀(八丁堀)にあったものという説明。外堀の一部か復元されているわけ…

堀の隅

広島城の外郭は、白島から八丁堀までのやや長方形の堀と、西に膨らんだ本川(太田川)の堤防沿いの塀と櫓に囲まれていた。 北西隅の四角堀跡をしめす石柱が橋の袂近くにあり、城郭中で現在地がどこに当たるかを示す。堀の位置がくっきり地図に載っているが、…

城内の城下町

姫路駅北口の前に姫路城外濠があった。北の国道2号辺りが中堀で、その間の広範囲が町屋や寺院の集う外曲輪。 「塩町」「魚町」「紺屋町」「呉服町」といった町名が連なる城下町らしさに、広島城下の西国街道沿いを思わせる。広島の川や海が「天然の堀」と言…

住居表示と勧誘禁止表示

「No soliciting in this street」と、商店街での勧誘行為の禁止を表示している柱。 その柱には住居表示板もある。「紺屋町」は御幸通りを中心に東西に長方形の街区。北には呉服町、南には亀井町がある。

駅前に通じる商店街

www.city.himeji.lg.jp 姫路駅北口の広場を中心に開催されたイルミネーションなどの映像照明イベントを見たのは先月末。昨年は京都駅ビルを見たから今年は別の駅に降りてみようと。 イルミネーションは大手前通りではなく平行する御幸通りなどの商店街に施さ…

大手前通り

駅前から姫路城に向かう、まっすぐ1kmほどある大手前通り。 通りそのものには派手なイルミネーションは無く街灯の赤が点々と。 遠く白く浮かぶ天守閣。

駐輪場と南北

北口にある駐輪場の出入口に「放置禁止区域」を載せた案内看板がある。 どこの駅前にも設定してある放置禁止区域。この姫路駅の場合は南北の駅前周辺をくっきり長方形の街区で区切りつつ、姫路城に通じる通り一本を丸ごと指定してある。

姫路駅前の北と南

www.shinkibus.co.jp 姫路駅前の北口には山陽姫路駅やバスターミナルがあって乗り換える組み合わせが多い。 南口は北より規模が小さいものの、高速バスの乗り場あり、一般車の駐車場と乗降場も駅前の半分の広さを持つ。(かつての)広島駅前の北と南を入れ替…

1番乗り場が高速バス

駅前南口のロータリーはバスとタクシーの乗り場。 電鉄富山駅に近い1番乗り場には高速バスが発車する。時刻表と路線図は上下2段あり、上が富山地鉄、下がJR高速バス。

乗換案内ではアイコンが大事

その隣には乗換案内図がある。電鉄富山駅とその駅ビル「エスタ」から見た案内図なので、当駅全体を表すアイコンは無い。駅構内のトイレなどの設備のアイコンは充実。 乗換対象となる交通機関は、新幹線・鉄道駅・路面電車・バス乗り場と多彩。「鉄道駅」とい…

電鉄富山の沿線案内

走り行く南富山駅前行きの路面電車の頭上には「地鉄の高速バスで行こう」との広告が。同じ会社の高速バスで県外の都市へひとっ飛びを勧めている。新幹線への対抗か。 同じく富山地方鉄道の「電鉄富山駅」。券売機の頭上には「沿線観光ガイド」が掲げられてい…

電停の奥

その富山駅から南富山駅方面へ乗り、3つ先の電停「電気ビル前」で降りたところ。 乗り場が細いので、時刻表などの表示は奥に縦長に並んでいる。 広島でいうと稲荷町あたりか、間に川が無いからもっと近い距離感。

ホームの南端で右左

富山駅の南口側にも、路面電車の線路を渡る踏切(遮断機無し)があり、そこを渡ろうとする人はミラー越しに運転手の目に留まる。 踏切側から乗り場を見ると、外より暗い空間に電車のライトが目立つ。

ホームの真ん中で右左

富山駅の路面電車は、自由通路が横切って南に1から4、北に5から8番の乗り場がある。 北方面は岩瀬浜行きのみで5番と8番、南は南富山方面か富山大学方面あるいは丸の内と中町を結ぶ循環線。遮断機の無い自由通路を行き交う人をミラーが捉える。あるいは渡…

テントが死角

同じく中央公園、広島城跡の三の丸と 二の丸にて開かれる菊の展示。 城南通りから表御門に向かう短い通りに展開したテントが、横から入る人の死角を増やす。 普段は無いカーブミラーが臨時に置かれていたりして、菊を見にくる人と普段通りお堀周りを走る人と…

禁止ではなく注意喚起

基町の地下道は図書館と体育館の間で露出した空間になっていて、地上部のあちこちに階段でつながっている。 地上の中央公園でもよく見かけるスケートボードはこの地下道も活動範囲らしく、BMX利用者とともに危険行為の禁止が掲示されている。 行為自体の禁止…

通りやすい自由通路

橋上駅となった岩国駅は東西の駅前を結ぶ広い通路と階段を持つ。 駅の乗降だけでなく通り抜けに使われることも想定されているけれど、階段とエスカレーターの間の注意書きは、自転車の走行やペット連れの通行を禁止している。あくまで歩行者に限定された自由…

階段手前で注意

新下関駅の新幹線ホームにはホームドアは無い。 売店が自販機だけになっていたりと殺風景。 そんなホームへ上がる階段の壁に、見送りする人への注意書きがある。上がってからではどこに表示したものか迷いそうだし。 「コメット・旗竿などの使用は感電・架線…

ホームドアの壁

ホームドアの設置されたホームは無いところより安全とはいえ、 可動するドアに触れてはいけないのはもちろん、ドア間の壁に対してもむやみに近づかないよう注意が書かれる。 大阪駅で見かけたのは、「たてかけない」「のりださない」「かけこみ禁止」の3種類…

新幹線乗り場マナー

公道での禁止事項と駅構内でのそれとは呼びかけ方の工夫の仕方に違いを感じやすく、 駅を利用する人に向かってなるべく柔らかい表現で伝えようとする苦心が見える。 これは富山駅。新幹線乗り場での行動のうち、写真撮影に関する振る舞いに危険なことや迷惑…

地下道スロープの入口

その地下道の入口には前項のように自転車走行禁止の表示がある。頭上だけでなく標識としても、手すりのある壁の手前にも同様の表示。 広島でいうと基町の地下道の表示と同じ問題が起こりやすい様子。 kanototori.hatenablog.jp

新大阪地下道

JR京都線などの走る新大阪駅南北の線路は淀川区と東淀川区の境を成す。 線路の東側が境界なので新大阪駅も東淀川駅も東淀川区ではない。 その幅広い線路の束をくぐる地下道もまた幅広い。自転車は歩道部分を通れるが走行は禁止される。

新大阪の東

新大阪駅は東西の新幹線高架下と南北の在来線が交わるところ。 その北西角、高架手前の踏切から駅舎の方を見るとトンネルのように奥が暗い。頭上には「駅マルシェ」。

トンネルがそば

ホテルの3階から連絡通路で新神戸駅2階(改札口)に通じる。 山裾に位置する新幹線駅とあって、ホームのすぐ隣にトンネルが口を開けている。西に「神戸隧道」の銘板を掲げる「神戸トンネル」。いくつもの住宅団地の下をくぐって須磨区に出る。

山麓バイパス出口

ホテルの建物3階から地下3階はショッピングモール。 外から見ると建物の下からバイパス出口が開口している。 KOTO no HAKO KOBE バイパスが貫通しているのは地下1階と2階に相当し、さらに下の地下3階には地下鉄の新神戸駅。

高層ホテルとの接続

その建物の一階だけでなく高低さまざまな経路から出入り出来るとき、今どの階にいて目的の階にはどう行けばいいかが即座に分かるように表現されていないと、慣れな場所では僅かな距離でも不安が生じる。 新幹線新神戸駅と連絡通路で結ばれるホテル建物は、3…

ターミナルの触地図

旅客ターミナルの中央入口に触地図の案内がある。ここが2階とは明示していないけれど、各階の主な役割が載っているので、「国際線出発」のためには「4階へ」のエスカレーターを使えばいいと分かる。 地図は凹凸だけでなく色分けもはっきりしている。寒色と暖…

多言語のガチャ

関西空港の旅客ターミナル中央あたり。 「余った小銭をオモチャに!」と日本語のほか6つの言語の表記で関空を発つ人に向けてアピールしている、多数のガチャ。