環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

打越の架道橋

横川駅の西では、在来線の線路が太田川放水路を渡るので、堤防を越える高さに嵩上げされた敷地を通る。さらに上の高さには新幹線の高架があるが、横川駅には止まらない。 堤防のすぐ隣を通る道路が線路を潜るので、「第2打越架道橋」などがある。高さ制限は3…

高さ制限の遠近

地下の駐車場となると、あまり高さ深さに余裕を持たせられない。 中央駐車場の場合高さ2mの車までと明記してあり、入口のスロープ手前にもゲートがあってそれ以上の高さの車をとどめる。 自動車工場の試験場のような、大概の車を通したい入口の場合、制限の…

広島市中央駐車場

中央公園の東の端にはテニスコートがあり、北は城南通り、南は市民病院に接している。 その地下には市営の地下駐車場がある。中央公園の案内図では両方が併記してあるかたち。 駐車場への入口階段に周辺案内図があり、南の電車通りを天辺に向け、明るい色で…

中央公園案内図の変化

ひろしま美術館の北東角に近い「中央公園案内図」*1。 さきの城郭図と同じような色ながら、ここでは施設名の他にも公園の範囲を示す線も白が使われている。 長らく大きな変化の無かったであろう公園内に、市民球場の解体が訪れたことで「旧」の字が追加され…

白字の城郭図

二の丸の中にある「広島城城郭内全域図(西暦1800年ごろ)」には、当時の城内の施設名が描かれていて、城の北西部で本川と接しているところは「羽子板堀」とある。近くの門は「西白島門」。 銅板の色の地に黒い線で当時の城郭の配置が描かれる。そこに加わる…

本川ほとりにある地図

広島城の西の流れる本川は、内堀の水を出し入れする口のあるところ。*1 「広島城のお堀の取水口」という説明板があり、そこに載っている「広島城郭区域対比図」で内堀や外堀のあった位置が目立たせてある。 同じく本川東岸には「第二次世界大戦時 軍用施設配…

広島城「堀から見る広島の変貌」

二の丸の復元建物についての説明板「平櫓・太鼓櫓・多聞櫓」には、破壊される前の櫓が写っている昭和初期の写真が載っている。櫓の手前にはレンコン畑の広がる内堀も見える。 堀から見る広島の変貌(へんぼう)〜城下町から近代都市へ〜 : 広島城ホームペー…

改修後の御門橋

広島城の二の丸と三の丸を結ぶ御門橋は、改修工事が昨年末になされ*1、すっかり白い橋になった。大菊花展の際に飾られる菊もより鮮やかに。(上は平成20年) *1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20111110/1320933895

外堀跡と公園

三之丸町の南寄り。天満屋の駐車場建物が隣にそびえる普通の公園。道路沿いにしだれ桜が植わっている。 さきの地図でいうと、東西に通る外堀の外側に接するところで、公園の隅にある「外堀橋」の碑をその名残りとする。

堀の跡と線路の地図

市営三之丸駐車場の福山城西外堀跡には石垣が一部保存されていて、建物の外に説明板が設置されている、というのはすでに見た通り*1。 文中に「福塩線高架下に保存されている出桝型櫓台」とあるように、外堀と鉄道高架が交わる部分に櫓台跡が残っている、とい…

福山駅の輪郭

駅の表玄関はたぶん南口ということで、通りに面した部分が出っ張りとして描かれているものもあり、単なる長方形でない場合のあらわし方がいろいろありそう。 「自転車等原動機付自転車放置禁止区域」の説明板となると、「駅周辺」についての厳密な表示が求め…

福山駅の長さ

ホームから北西を眺めると福山城が見える、という大まかな位置関係があって、 天守閣から見下ろすと、新幹線乗り場の屋根は歴史博物館の前あたりまで達しているのが見える。 駅の東西は高架が連なっているので、地図上でどのあたりまでを駅として表示するか…

福山駅のサンライナー

乗り場の番号は3階の新幹線乗り場も含めての通し番号。 主に福塩線の乗り場となる7番・8番の島の奥には、山陽本線の岡山方面の乗り場となる6番・5番があり、7番・8番よりも長いホームなので福山城側からもよく見える。 白と赤のグラデーションの117系電車は…

福山駅を北から

福山城の筋違御門を出てすぐ、東に向かって下りる階段がある。 目の前には福山駅の二階部分(在来線ホーム)。新幹線のホームが真上にあるので、在来線の手前のホームが見えるばかり。 外側に膨らむように8番乗り場があり、福塩線の黄色い車両が止まっている…

広島駅のホーム端部

広島駅でも同様の階段が見える。たしか五番乗り場を向かい側から見たものだったか。 ホーム先端というわけではないけれど、ホームの幅が狭まる部分から下に降りる階段がある。黄色い線の縁取りが目立ち、階段下からまっすぐ線路を横切る通路も分かりやすい。…

ホームの端

梅林駅ホームの北の端が駅舎に繋がる通路になっているのに対して、南の端は柵で囲まれていて行き止まりになっている。 けれども柵の外には小さな階段があり、そばには小川が線路の下を横切っている。真上には横断歩道橋。 可部駅を見ると1番ホームの先端に階…

梅林駅構内

島状のホームとなると、線路を渡るなり跨ぐなり潜るなりして外からホームに到達することになる。 可部線梅林駅のホームは、東側が広島方面乗り場、西側が可部方面乗り場。ホームの北端に踏切があり、西側の線路を渡って駅舎に通じる。近年の工事で地面の塗装…

構内の踏切

宮島線の各駅のホームは線路を挟んで向かい合うので、駅にやってくる方向と行先によっては、線路を渡って乗り場に上がることになる。 駅の外の東西で渡ってから回りこむこともあり、駅構内の踏切を渡る場合もあり。構内の場合、狭い入口をぬって駆け込み乗車…

草津の線路脇

そういった、車も通るような大きな踏切ばかりでなく、遮断機もないような簡素な踏切道もあちこちにあるものの、安全な道とは言いがたく。 「安全な踏切道にお廻りください」の横に細い角柱があり、「でんしゃにちゅうい」とだけある。それだけで済んでいた頃…

御幸川と広電の踏切

草津駅付近で御幸川が折れ曲がっていて、その上流側を広電の宮島線が通っている。川に対して斜めに線路が通っているので鉄橋の部分が長めになる。 「橋梁上通行禁止」との注意書きがあり、隣接する歩道橋「昭和橋」は、川の上にさしかかる手前からすでに高い…

草津東の龍宮神社

船溜りの堤防を下りた所に龍宮神社の境内があり、社殿は石積みの上に乗っている。いかにも海に面した社の姿。 「草津まちなみ探訪」のルートとしては東の端にあたり、由緒書きは「歴史の散歩道」の説明板を兼ねている。「埋立が進み海浜より遠くなったので明…

御幸川の元河口

草津・井口沖の埋め立て(西部開発事業)によって現在の商工センターや卸売市場などのある土地ができた。 それ以前の海岸線は龍宮神社正面の船溜りであり、その川向うの「草津浜町」・「草津新町」間の道路も旧海岸。その道が北西へのびた先の「西部埋立第八…

庚午ポンプ場のほとり

商工センターの東には御幸川が流れている。河口部の西区扇一丁目・二丁目には西部水資源再生センターがある。西区の扇の要のような位置と機能。 広島市/水資源再生センター(旧下水処理場)のご案内 その奥の川幅の広いところには、庚午ポンプ場や龍宮神社が…

井口の放流口

「舟木排水ポンプ場」から八幡川下流を臨むと山陽本線の鉄橋が近い。 放流口の注意書きの年次は昭和60年。赤い字の部分は全く消え去っているので、文面が「ポンプ運転時には、水の勢いで押し流される恐れがあり」でぷっつり切れているかのよう。 国道2号が井…

八幡川河口域

さきの「餓鬼の首地蔵」の説明板には「2」とあり、八幡川東岸の舟木ポンプ場には「1 八幡川」の説明板がある。 下の2点の写真は、飛来したユリカモメ(平成14年)と「八幡川鉄橋を走る英国製蒸気機関車」(明治30年)が紹介されている。 本文では川の全長…

汗馬の「がきが首」

皆賀一丁目の東が井口四丁目。佐伯区と西区との境「汗馬(阿瀬波)」は鈴が峰の南西に延びる丘陵。 旧西国街道の路傍に「餓鬼の首地蔵」の祠がある。平成21年設置の説明板「西国街道 いのくち歴史の散歩道」が隣に立っていて、「餓鬼の首」と呼ばれた場所の…

八幡橋

国道2号が通っているのが「八幡川橋」*1で、その上流にあるのが「八幡橋」。川の名を橋に使う場合「○○橋」が先行して「○○川橋」が後発になりがち。 旧西国街道にあたる。西詰めが県道199号*2の曲がり角で、五日市駅北口へ通じる。東へ渡ると皆賀の南端を少し…

合流後の八幡川

石内川と合流してからは、河口まであとわずか。東岸が皆賀で西岸が五日市。 五日市村の「国郡志御用ニ付下調書出帳」では、「八幡川」が村内を21町流れ、「此川筋村方ニ而者八幡川と号」とある。上流を含めた正式(?)な呼称は「河内川」であるという認識が…

細い石内川

「出水之筋ハ材木数流レ候程之水勢ニ御座候」*1こともあるけれども、普段は細く水量の少ない石内川。立て札も相応にこぢんまりしていたり。 本流たる八幡川は上流に魚切ダムがあるだけあって、川幅が広い。水量はそこそこに。 『藝藩通志』(巻五十一)の「…

石内川の高井橋

八幡川東岸の新郡橋バス停の東には「利松1丁目」バス停があり、さきに見た美鈴が丘経由の路線バスが通っている。 さらに東に進み石内川を渡ると「利松」から「高井」に移る。橋の名も「高井橋」。 上流側に歩道橋が分かれていて、下流側には水管橋が隣接する…