環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2009-01-01から1年間の記事一覧

明星院東門

東区の明星院も千手観音が本尊、という関連は関連として。 東門の脇に掛けられているのは「松籟有清韻」「清馨蘭若爽」。 「蘭若(らんにゃ:阿蘭若)」は修業に適した静寂な地、転じて寺院。心乱されないような音と香のあるところ。 令我所求皆得吉祥。自於…

清住寺門前

というふうに、満願寺跡を見たところで 満願寺(まんがんじ) - 看藝累記 のエントリを書いたときにはまだ現地を歩いていなかったのだなということが思い出される、というか忘れかけていた。 その前のエントリの 清住寺「千手観音立像」の - 看藝累記 で千手観…

満願寺跡と木々

その和歌については、『藝藩通志』巻百五十、藝文に二首収録されている。 満願寺にて、つはきを見て 面かけは、深山木なから、花そとも、今朝しら露の、玉椿かな、 梓弓はるのひかりの、玉つはき、いく世もおなし、盛をや見ん、 寺の創建については、平成三…

満願寺跡へ

本丸に向かって進んでいくと、また道しるべ付きの分岐があり、本丸方面と満願寺跡方面に分かれる。公園からは800mの距離。 石柱にも「左 御本丸 右 満願寺跡」とある。 右の道を進むと、先が少し明るくなっていて、 寺址の平坦面は蓮池二つからなる湿地帯と…

郡山城の尾崎丸

吉田郡山の展望台から登っていくと、隆元居所と伝える尾崎丸に達する。 山頂の本丸方面へ登る道と、旧本城へ下りる道との分岐点となる。

尾崎丸のベンチ

「石鳥居の補強」の所から階段を上がると五龍城跡の尾崎丸。 手前の段に五龍稲荷が、上の段に宍戸司箭神社が鎮座。 稲荷の脇、菊山を望む方向にベンチがあり、反対側の上の段にもベンチとコンクリートの台。 木は茂りつつも、智徳橋を見下ろすような位置。

五龍山の向かい

五龍城先端の尾崎丸から三次方面を望むと、まっすぐ伸びる道路が目立つ。五龍橋から直進したこの道は国道54号と並行したのち合流する。 その左手に連なる丘陵の、先端近くに「甲立古墳」があり、 (参照:はてなハイクへ) さらに左手に「柳ヶ城跡」があるそ…

橋のそばの龍

その龍の首の他にも、 橋の南西に二体の龍がおり、黄色いのが三次方面を向き、緑色のが吉田方面を向く。 本村川の護岸には金色の龍がプレートになり、 山の麓、五龍城登山口の看板には蒼い龍が立昇る。城*1の絵の下には井戸の絵。 (略)宍戸朝家が(略)甲立の…

竜顔を配し

県道に架かる五龍橋は平成十年六月竣工。 その四隅(と南西にもう一つ)には、首をもたげて球をくわえた龍の像。 伸びた尾が絡まるように、欄干の中央で手すり同士が曲がりくねる。

五龍山の先端

智徳橋から右手を見ると、山塊が尽きて川の合流点となる。 先端は急傾斜で擁壁がそびえている。 江の川の支流本村川がそそぐそばに五龍橋が架かる。 川の上流を見るとトンネルを出てすぐの国道54号が見える。

54号から分岐

手前の数エントリで勘違いをして、橋をわたってすぐ国道かのような書き方をしていた。旧道ではあるのだろうけど。 map:x132.75527y34.698049:map:w450 国道54号はまっすぐ山を貫通していて、智徳橋を左折してすぐの所で接続する。

智徳橋北詰

という交差点名かは知りませんが、国道に県道が交わる県道52号が橋を渡って右折する丁字路。 橋の名が「智徳橋」で、つきあたりには「智徳地蔵尊」。 標識が示す左右の行き先は、「広島・吉田方面」と「三次・高宮方面」に加えてさらに大きな字で「湧永庭園 …

甲立駅口

その県道が江の川を越えて右折してすぐのあたりに、 甲立駅口バス停があり、川沿いの吉田方面は屋根付きで、 山際の三次方面はベンチがひとつ。

バス停名据え置き

駅前の県道はまっすぐ伸びて橋に登っていく。 その途中には備北交通のバス停が立っていて、甲田町役場前(甲田支所前)の名が棒の上部に貼ってある。

甲立駅前の県道

すでに終了した工事の看板ながら。 芸備線に沿う形の県道37号と、甲立駅前でそれと合流する県道52号があり、江の川を挟んで西には国道54号ともつながる。 舗装工事によって渋滞が予想されるので、その脇の道を迂回路として示している。 さらに「大型車両で運…