環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

駅前は矢野西

矢野駅は矢野の中心部*1からはちょっと西寄りにある。 住居表示の「矢野西」の中では東寄りで、矢野全体で言えば真ん中ではある。埋立地や住宅団地が広がった状態で見ると「西」らしく見えず「中央」っぽい。 *1:区役所の出張所や郵便局あたりを中央としたと…

駅前と中央

広古新開は新広駅の駅前とも言えるが、その一部でも「駅前」を地名として名乗るには歴史が浅く、なにより広駅の北に「駅前」があって近すぎる。*1 竹原駅前の場合「中央」が駅前に広がり、大野浦駅は「塩屋」あるが比較的新しい「大野中央」は駅前よりも東の…

広古新開8丁目

区画整理事業が進み、広古新開7〜9丁目は川の角度に沿った直線的な街区に統一された。 kanototori.hatenablog.jp 平成28年には新街区に合わせた住居表示の変更が実施された。 既存の番地が1から13まで千鳥式に振られていたのを廃止し、郵便の誤配を防ぐため…

黒瀬川沿いの集荷場

少し北東へ。 広西大川(黒瀬川)東岸の広古新開を通りかかったのは平成23年初頭、区画整理の進む殺風景な堤防沿い。 道幅が変わる区切り目によって、車を止める場所かのように見える一角があり、 そこは「農産物集荷場」として使われていた。ゴミステーショ…

公園を背にした集積場

呉市阿賀中央の豊栄橋西詰にある公園は川と道路に挟まれた細い広場。歩道側の柵の外に「ゴミ集積場」と「粗大ゴミ置き場」の表示があった。 前項のような詳細な分別内容は、柵の手前に立札の形で置かれていた。 歩道の脇を使うからには、長時間ゴミが放置さ…

鉄の矢印

福山市中心部、西堀端町内会のゴミ回収場所の表示を見たのが11年前。 鉄の枠に鉄の板が留められ、ゴミ回収の種別ごとの曜日の案内が左に、お知らせを掲示するスペースが右にある。 紙の掲示物は一時的な案内に、鉄板の表示は頻繁には変わることのないゴミ回…

木ではない掲示板

東区の若草第一公園は若草通りに面した見通しの良い公園(往来の激しい通りから丸見えで落ち着かない気はする)。 バス停がすぐそば、交差点の角ということもあって町内会の掲示板が歩道に向けて設置してある。 昔から変わらない形の緑の掲示板に見えたけれど…

緑の掲示板

吉浦、天応などの呉線沿線で見かけた掲示板は似たような形をしていた。屋根付きで緑色。 共通規格というわけでもなく、地元の自治会や社会福祉協議会であったり神社であったりと設置者はいろいろで名前の位置もいろいろ。板そのものが緑であったり外枠だけ緑…

神社の掲示板の広さ

同じく井口大歳神社の境内外側に向けて掲示板がある。 こちらは町内会ではなく神社の掲示板なので、祭りのお知らせだけでなく神宮や神社本庁全体からのお知らせが貼られていることが多い。大量に印刷されたカラーで大きめのポスター。 場所は変わって東区の…

祭りを知らせる掲示板(平成20年)

西区井口の井口大歳神社は急傾斜地を背にした住宅街に位置する。 境内を囲う玉垣に町内会の掲示板が設置されていて、お祭りのポスターだけでなく、地元小中学校による標語や西区民祭の案内もあり、「○○町内会」の文字も隠れるくらい所狭しと利用されていた。…

祭りを知らせる掲示板

三篠町一丁目の三篠神社は旧三篠町を構成する打越・楠木・新庄の旧村に所在した神社を併せて町の総氏神となった。 その域内には横川町・横川新町も含まれるので、町内会の掲示板に祭りのお知らせが見られる(前々項「横川町一丁目」の掲示板も参照)。 今年…

三篠町

横川町は横川橋付近の一丁目から横川駅周辺の三丁目までの、南北の街道に沿った街区。 その北、「三篠町」は「みささまち」で横川は「よこがわちょう」。広島市合併以前は横川も含めて「三篠町」という一つの自治体だった。この場合は「ちょう」か。

横川町1から3丁目

横川新町は横川町よりは新しい。けれど横川町(1丁目〜3丁目)も近世まで遡るほどには古くなく、城下町の外の村の一部が発展してできた街。 「横川町」という自治体があったわけでもないので「町」をつけて呼ばれ慣れない。

横川新町バス停

横川駅前の(主に)4番乗り場から出発する西方面への路線バスは、次に「横川新町」バス停にとまる。 屋根付きのバス停で時刻表の掲示板も広告スペースも広々している。時刻表の貼り方も余裕があり、四つの路線にABCDと記号を振り、主な行き先の略図を示して…

フレスタに近い方の乗り場

駅前ロータリー内の横川駅前バス停は方面別に四つの乗り場と一つの降り場がある。 乗り場の番号と行先の表示は、通路上の屋根から吊り下げられている。 広電バスの4番乗り場は西風新都方面が中心で、仁保や観音の路線はラッシュ時に限られる。土日にここで待…

横川一丁目も駅前

横川駅前交差点の南にも「横川駅前」バス停があり、路面電車の「横川一丁目」電停の近くにある。 バスイットでは「横川駅前」の7番乗り場として表示されるが、 busit.jp 現地のバス停名や、広島バスの案内では「横川一丁目」の名称。 降り場としての利便を考…

横川三丁目も駅前

「横川駅前」のバス停はロータリー内だけではなく駅前交差点の東西や南にも広がっている。 東のバス停は商店街の向こうにあるのでより遠くに感じる。市内中心部方面に向かうこの乗り場は、安佐北・安佐南からの各社のバスが頻度多くやってくる。 同じ場所で…

看板が撤去される場所

広告地図が壁に設置されているのなら、ほとんどの場合その建物や敷地の管理者の許可があってのことなのだろう。実用的でない描写があったとしても、それと分かって読み取るならよいとして。 設置場所が車道と歩道の間のガードレールを背にした所となると、市…

サンリブの壁面

壁に接着された看板は、いったん剥がれると壁に残る痕跡が四つ角に黒く目立つ。 サンリブ可部店の東側入口は階段とスロープ。可部上市バス停に近いのでこっちが表玄関。その人通りの多さを目当てに設置される広告地図はスロープからも階段からも見える。 か…

西条の本町

「西条西本町」のように「西条町」を冠した住居表示は板いっぱいに文字を使う。それでもローマ字表記を差し込む余裕はある。 「西条本町」は「町」がつかないので若干短めの表示。ローマ字表記の無い頃のものは下の空白が広いが、当時は違和感はなかったのだ…

東広島市の住居表示板2

同じ「西条岡町」の表示でも、設置の時期に違いがあるようでよく見ると、 古そうな方は余白が長めで字が小さく、新しそうな方は板いっぱいに文字が大きい。ローマ字表記が加わるのはさらに後のことか。

東広島市の住居表示板

東広島市の場合、合併以前に住居表示板が設置されていたわけではないので初めから東広島市の住所を表すけれど、 「東広島市」という文字は無くてただ現地の街区名と番号があるシンプルなもの。将来的に東広島市以外になるとも思えないけれど。 同じ市の中で…

「呉」の追加スペース

呉市音戸町の引地(ひきじ)は音戸大橋たもとの街区。 住居表示板には頭に「音戸」があり、「呉市音戸町引地」になってからは「呉」が音戸の上に貼られている。 呉市中心部の「中通」のような、元々呉市の街区には「呉」の字が広々と収まっている。 kanototo…

新旧の長短

そのように、広島市の住居表示板の古いものは振り仮名の存在感が強くて町名の漢字が中心に来ない。 ローマ字表記が加わって長くなったタイプでは、漢字が中心に置かれて振り仮名が接近している。他地域の古い物が振り仮名もローマ字も添えてないタイプだった…

住居表示の振り仮名

立町のと同じく、「東千田町一丁目」の住居表示板も補修が施されている。 フチの凹んだところもあるので、一度は外れて(剥がされて?)地面に落ちたことがあるのだろう。そうなると劣化の進みが速いし、元の位置に付け直されるまで漕ぎつけられるかどうか。…

紙屋町の隣の立町

紙屋町1-1の東隣には「立町」の2の街区がある。立町電停を北辺の中央にもち、やや東西に長い範囲の商業区域。 先程の紙屋町の住居表示板の向かいにある「立町」の住居表示板は傷みが激しく、おそらくは文字が薄くなって読めなくなっていた漢字部分に光沢ある…

紙屋町1丁目1番地

広島市の中心部。中区紙屋町は相生通りの南側。 本通駅より東が紙屋町一丁目で、一丁目一番は東端にある。そこから反時計回りに2番・3番と振られている。 住居表示板は古い型のものにローマ字が足されている。

一丁目1番地と2番地

国道185号の須波ハイツ入口交差点から別れる道が団地のある丘陵上に通じる。 交差点の海側に立つカーブミラーは森川観光の寄贈。 いったん南へ進み大きくカーブしてから呉線のトンネル上を抜ける。交差点の角は須波ハイツ一丁目一番地が挟んでいる。旧みはら…

須波ハイツ

須波ハイツの南端は、団地入口のある一丁目。住居表示板に表される地図は北を斜めに向けて海側を下にしている。 住居表示としての「須波ハイツ」は新しく、もとは須波西町の一部。 角川地名大辞典の時点(昭和62年発行)では、須波ハイツは出来ていたが住居…

本郷南の南端

同じく三原市の住居表示板で、比較的新しく施行された「本郷南」。 山陽本線の南側、本郷駅を中心に東西に長い。沼田川沿いの低地が1〜7丁目の街区に分けられている。本郷南としては細長くても、丁目で分けると四角に収まる。写真の「四丁目」は沼田川が南に…