環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

駐車場アイコン

国道9号にそって何区画かの駐車場が配置されている。 案内図に表示されているのは色分けしたペンギンやカメなどのアイコン。 それらを繋いで跨ぐ歩道橋が海岸とアクアスに通じる。 国道の真上にそびえる「はっしータワー」の脇にも案内図がある。こちらの表…

剥がれる色

同じ案内図でも、設置位置や向きによっては変色や剥落が著しい。 地図の部分は紫がかって上が濃くなり、イルカの突起は上面の白い塗装が剥がれやすい。 海岸に近い林には「みーもの森づくり事業」の看板があるが、緑色の文字がとくに剥がれやすい。緑の文字…

案内図とイルカ

浜田と江津にまたがる石見海浜公園のうち、海洋館とその周辺の施設は浜田市の東の端にあたる。 白い板に白イルカが浮き出ている「公園のご案内」の案内図。図の下側が海なので左下が北になる。イルカの向きとは少しずれる。 その公園内のレストラン・売店エ…

曲線のベンチ

そういった、汎用性の高い長方形のベンチとは逆に、その場所ならではの特徴を持たせたベンチは観光地に設置される。 浜田市のアクアスで屋外に置かれたベンチはサーフボードの輪郭のように曲線の座板。脚部は白イルカのマスコット。

リサイクルベンチ

マンション東隣の公園は、中央に遊具と広場があり、その円周を植栽と遊歩道が包む。 植込みを背に内側向きに座るベンチが数ヶ所ある。 座板の角に表示されているのは、「マンション敷地内全面禁煙」の後補のラミネートと、「使用後は、回収・リサイクルされ…

跡地の説明板

京橋会館の跡地には、平成26年に21階建てのビル「フロンテージ広島」が竣工している。今度は周りの建物を圧して聳え立つ。 街区内の東側敷地は公園となっていて、写真付きの説明板が道路に向けて置かれている。写真9点と概要と沿革。

昭和29年の礎石板

京橋会館建物の角に「定礎」の石が設置されていた。 昭和二十九年十一月竣工 廣島縣住宅公社 施工 増岡組 平成23年解体なので半世紀以上になる。 増岡組のサイトの「沿革」を見ると、この年「第2鉄鋼ビル完成」とある。画像のキャプションにはもっぱら「鉄」…

屋上の外

4階の上が屋上。 後から出来た周りの建物の方が高いので遠くの景色は見えない。西隣にそそり立つ立体駐車場の傍が少し空いているくらい。

階段の両端

京橋会館見学で上り下りした階段。中庭から入る。 入口をくぐると左手の壁に郵便受けのようなロッカーのような箱。入口に「頭上に注意」の貼り紙があったのでそんなに高い位置ではなさそう。 階段の最上部から屋上に通じる出入口にも、「頭上に注意」。今と…

はてなダイアリーからの移行

この日以前の記事は、はてなダイアリー『看藝累記』*1にて更新していたエントリをインポートしたものです。 一部表示内容に不備*2がありますがご容赦ください。 *1: http://d.hatena.ne.jp/kanototori/ *2:「本日の1枚」が本文と離れて別の記事に分かれてい…

緑のテープ

建物内の通行禁止の表示には緑色のテープも使われていた。 蛍光色で目立つけれど黄色よりは物々しくない。 一階から3・4階へ行く階段への案内にも緑の養生テープが目立つ。

室内の見学

そういった見学可能な部屋では、畳の部屋にもトイレにも近づくことができて、懐かしく感じる部分もあったりずいぶんかけ離れた時代のもののようにも感じたりする。 配線など、ところどころ触ってはいけない表示もあったりするが、とりあえず見学者は興味関心…

公開された部屋

今は無き京橋会館。 平成23年、取り壊し前の見学会が同年8月14日にあった際に行ってみた(今更感)。 見学者は敷地内や棟内をだいたい自由に巡る。部屋の内部については、何箇所かの部屋が公開されて入って見ることができた。 ドアに貼られた「室内公開中」「…

奥に通す札

三滝寺の六角堂は散策途中の休憩所。 入口右手に木の札が立て掛けてあり、「六角堂 静観所 ご自由にどうぞ」と迎える。 同じ場所に10年前に触れて*1以来、新しい時期の写真を持っていない*2。 *1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20080710/1215697308 *2:…

立ち入る前に

園内の説明板は高すぎず低すぎず。眺めを遮らずに目線に近い高さに設置される。 立入禁止や土足禁止など、先に進ませない必要のある場所では高さのある立て札では足止めしにくい。足元に表示を置き大きめな字で気づかせる、あるいは柵などで物理的に遮る。

園内解説の立て札

清風館や祺福山*1のような庭園内の名所を解説する説明板は、黒い板にクリーム色の地のテキスト欄が置かれる。それ以前は板全体が白っぽかった*2。 対象の名前を上に大きく載せ、横書きで特徴や経歴を綴る。文中に修正が加わると色が明るくて目立ってしまう。…

包まれた清風館

その葺替え工事中、入口に近い面が灰色のシートに囲まれて平らな姿を見せた。 工事の説明板には「工事期間中は清風館に仮設の屋根を架けるため一部姿を見せられなくなります」という、来園者への呼びかけがある。通常の庭園風景を見に訪れた人は仮設屋根を背…

清風館の数年

縮景園のシンボルには石橋の「跨虹橋」があるが、それを眺める「壱之御茶屋」こと「清風館」は庭園の中心となる建物で入口からすぐ見える位置にある。 平成27年度末に屋根の葺き替え工事があった。それ以前と以後の写真を並べても、とくに色味にはっきりした…

境内図の色

唐門と翼廊は遠くからもよく見えて(正面の空き地が広かった頃)、奥の社殿よりもこの場所を印象付ける。 修復工事以前と以後では色の明るさが異なるが、修復以前からある案内図では朱色がより強調される。

包まれた唐門

平成20年から23年の修復工事の期間中、唐門と翼廊は足場とシートに囲まれて白と灰色の面を見せていた。 唐門をくぐることは出来たが、内側も板に覆われて建物の部材は見えない状態。側面の板に貼られた張り紙には、隣の樹木の伐採はこちらとは無関係ですとの…

頭上に翼廊

徐行を要するその参道は、すぐ西隣に本地堂や翼廊と接している。 石垣の上を見上げると翼廊の東端がある。平成の修復工事以前と以後の違いは色の鮮やかさに明瞭で、形状の違いは軒先に強く現れる。広島東照宮の「境内のご案内」*1によると、戦後の桟瓦葺から…

徐行の理由

その坂道を通行してもよい車であっても、なるべく振動を起こさずゆっくり走ることが求められている。 その理由として「文化財建物の不等沈下・振動防止のため」との注意書きがある。

参道という私道

表の参道は長い階段で、麓にも駐車場がある。 車で直接社殿に向かう道は東の坂道にあり、東の入口に貞永式目の注連柱*1が迎える。 その坂道には通行車両の制約がある。まず私道のため、参拝者や許可のある車以外は通行不可。さらには4トン以上の車両も通行…

樹間駐車

その石積みは本殿の東にあたり、東側の境内入口からすぐ見える位置にある。 その石積みにも、石積み手前に等間隔に並ぶクロガネモチにも、駐車に関する注意書きが付いていた。 「奥への車の出入のため、前につめて止めてください」とあるように、木と木の間…

垣根の下の石

その芳名板の下の石積みには、「原爆誌」の碑が取り付けられている。左に英文表示も。 原爆により本殿も拝殿も焼失した。本殿が再建されたのは昭和59年。本殿焼失時の痕跡をとどめる物がこの石積みだけということで「永久に保存すべく」この碑文が設置された…

唐門とその奥

広島東照宮の唐門と翼廊は、平成20年代はじめ*1の保存修理工事により色鮮やかになった。 その工事のために浄財を寄せた人たちの芳名は、奥の社殿横の垣根に掲げられている。金額の高いところでは100万円のところに6枚の名札がある。 *1:という言い方をしてみ…

友廣神社の鳥居更新

友広神社(安佐北区)の元文2年の鳥居*1は脇に安置され、参道には新たな石鳥居が立っている。 低くなった元文の鳥居が跨ぐのは、新鳥居の奉納者の芳名板。 法人名は末尾にまとめられ、個人名は氏子集団の単位「組」でまとめられる。「三軒屋組」「エメラルド組…

金額小刻み

皇后八幡神社の階段麓には「八幡神社厳島神社階段改築寄附人名之碑」が建てられている。階段には背を向ける位置。 起工が明治30年で竣工が明治35年と年数をかけているため「社掌」が代替わりして連名になっている。 広い碑面に6段にわたって名前が連なる。右…

明治の百圓

糸崎神社の今川了俊歌碑*1の背後はブロック塀。それよりは低い石碑が手前に立て掛けてあり。寄進された金額が「百圓」「三拾圓」と並ぶ。 年を見ると、大きい百圓の方は明治35年で「還暦記念」、二本ある三拾圓の方は明治40年で「屋根葺替」のため。 *1:http…

皇后八幡の右脇

須波の皇后八幡宮でも同様に、境内の山林との際に芳名板と石碑が並んでいる。垣根状に立つ碑は「五十圓」や「百圓」でだいたい戦前か。 掲示板状の芳名板は「拝殿屋根葺替」の趣意が見える。その手前に立つ「拝殿修復完成記念」(平成7年)の記念碑には、平成3…