環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

四年前が30周年

「広島国際アニメーションフェスティバル」は四年前の平成26年が第15回だった。 二年に一度の開催なので「30周年記念大会」でもある。 開催されるのは8月だが、四月末から五月頭の連休中にも「広島メディア芸術振興プロジェクト アニメーション・まんがアー…

五百年前の生き死に

何百年記念として催される企画展やイベントは数多い。 今年安芸高田市歴史博物館で開かれたのは「安芸宍戸氏」。「宍戸隆家生誕500年記念」と銘打たれる。紹介された史料は、元就の娘婿隆家以前の数代に及び、他にも系統を異にする安芸宍戸氏の存在も示され…

百周年のプレート

平成25年に取り付けられていたプレートは、電車開業百周年の記念で「thanks 100年」という白黒の物。 写真は舟入南を走る横川駅行きと、わずかな本数走っていた江波白島間の便。

昭和50年の坊や

さらに遡って平成21年、広島駅前電停の乗り場頭上に掲示されていたカープ坊やは、昭和50年の初優勝記念電車に設置されたプレート。 優勝を回顧する場合、直前よりは初の方が繰り返し扱われるので、生まれてなくても知った気になってしまう。

五年前のラッピング

JR西日本の広島エリアを行き来するカープのラッピング広告。 この平成25年(西暦2013年)の車両にあしらわれたキャッチコピーは「みんなでスタジアムに応援に行こう!」とある。時代を感じさせる。 毎シーズン変わるデザインを欠かさず写真に収める人も多いだ…

廿日市の広告

二年前に見かけた、相生橋を走るグリーンムーバー。 窓の上にラッピングされた広告は廿日市市の宣伝で、「海山に囲まれた子育てにちょうどいい。廿日市」というキャッチコピー。囲まれてるというか、南北に長いというか。 背景の商工会議所やPL教団などの建…

昭和の車両

本川町から十日市電停へ向かう700形の車両。 車両の紹介:単車|電車情報|広島電鉄 広電の「車両の紹介」のページを見ると、1981年以降作られて11台あるということなので今現在は珍しくない風景であるが、この写真がいずれ面白がられる場合があるなら、車両…

土橋を行く新旧

同じく営業運行を終了したレトロ電車。 江波横川間を行き来してたが、乗ったことはない。 四年前か、土橋電停で乗り換えを待っている時に見かけたレトロ電車とグリーンムーバー。どちらも昼の明るい背景と似合う。

クリスマス電車の横川

横川駅電停には広電本社前行きと江波行きの2路線が行き来する。 車両の紹介:単車|電車情報|広島電鉄 8号線で見られたレトロ電車(大正形)やハノーバー電車は営業運行を終了し、イベントで運行するのみとなった。 12月にクリスマス電車として見られる…

切り絵のような

その案内図の隣は花壇。広場から路面電車を見る方向。またはその先のレトロバスを見ることが本来か。 ステンレス板でレトロバスを象ったモニュメントがあるので、その背後にはやはり実物大のレトロバスがあった方がよさそう。 「ぼくらからすすんでつくろう…

バスのアイコン

そんな横川駅前の「出会いの広場」にある案内図。 バスの乗り場がロータリー内だけでなく国道などにも散在するため、番号が振られている。それらの乗り場は横向きの長方形のバスのアイコンで、モニュメントのレトロバスはそれを象ったアイコンで表示される。

広場の囲み方

駐輪禁止の囲いを置くと、その周囲に駐輪されてしまうのは、ここの限らずよくある光景。では囲い無しだったら道が狭まらずに済むかというとそうでもなく、置かれる限度はこの辺りなのだろう。 電停寄りの花壇前には置きづらいのか。または撤去されたか。

自転車の無い空間

商店街アーケード入口を東に見る横川駅前広場。「出会いの広場」の名がある。 駐輪場ではないが時間帯によっては自転車の密集する空間となるので、そういう出会い頭にガチャガチャぶつかったりするのだろう。 西に入り込む路面電車の停留所との境は「日本最…

商店街入口

JR横川駅南口、横川駅前電停のすぐ東に商店街アーケードの入口がある。北の角にはフタバ図書、南の角にはメダルハウスF1。 パチンコ屋の建物が取り壊され、今のところ更地になっている。普段見えない隣の建物の外壁が見えたり、アーケード内部が横から見えた…

そごうから見おろす

そごう広島店の途中の階の窓から南を見おろすと、エディオン本館の工事の様子が見える。 写真は今年の6月なので、現在よりも更地に近い段階。建物がある時には見えないフタバ図書(ネットカフェ店舗)もよく見える。

紙屋町交差点旧状

市内中心部、紙屋町交差点は相生通りと鯉城通りが交わり、路面電車が三方を行き来する大きな結節点。 四つ角のビルはどれも大規模で、北西角のそごうと南東角のトランヴェールビルに街の姿の新旧が現れる。 10年前の写真では、そごうの向かいに見える角は工…

工事現場の見当

いつどの辺りで撮ったか分かっていても、今のどの建物がある場所なのか、その画像だけではわかりにくかったりする。今の建物の片鱗もなくてクレーンがいくつも立っているだけという風景。 広島駅近くで、背後に創価学会のビルが見える。それだけで十分ではあ…

橋脚とクレーン

広島高速建設中の頃の江波。 高架が通る予定の一帯がフェンスに囲まれ、その中のあちこちにクレーンが聳える。 その高さが高架完成後の高さというわけではないけれど、高い位置に高架が横たわる姿は、川の中から点々と立つ橋脚によって見当をつけさせる。

高層ビル以前

広島駅前、周囲を圧する高層ビル。それが建った後しばらく経つと風景の一部となって(または周囲を風景の一部に変えて)溶け込んでいるが、それが建つ前や工事中の風景の中では、その後の姿が知られていてもまだその先に見える空は当たり前のように見え続け…

街の中の煙突

工場目当てに動き回ったことはないけれど、不意に煙突が目に入ると印象に残りやすい。 芦田川を渡って東岸。草戸町に立つ煙突が周りの建物の低さを際立たせる。

南方の埋立地

亀居城跡の公園から東を望むと厳島だが、あまりわかりやすい姿をしていない。大竹からは近くないのを実感する。 見晴らしのいい南東を望むと工場の集まる埋立地で、県境の小瀬川河口部を形成する。

厳島南端

厳島の島影は大鳥居の背後に聳える向きが描かれやすい。いくつもの谷と峰の集まりを正確に写せないとしても、大体の輪郭を見せれば弥山だと伝わるくらいの印象。 それが主に広島や廿日市方面から見える正面の姿とすると、大竹の亀居城跡から見える島の南端は…

遠景の厳島

霧のかかっていない日には、離れたところから島を眺めると、輪郭はくっきりと、尾根や谷の凹凸は濃淡の違いだけが見える。 宇品宮島間の高速船から遠ざかる島影を見ると、視界に島全体が収まるくらいの距離がちょうど良い姿。 向きがちょっと変わって観音新…

麓から見る霧

それと同じ日でも年でもないが、厳島の麓、桟橋や参道から見上げる弥山が霧に包まれている姿も良い。 晴れ渡って山稜の凹凸が険しく見えるのよりは、山頂が模糊としている方がいい。感想でしかない。

山の上の霧

雷の発生するような天候だと、ロープウェイも運休する恐れがあるので最終時刻もなにもあったものではないが、山上に残されたらどうなるんだろう。 周囲を霧に包まれるような天気なら、運休になることは少ないようだが、見晴らしの良さは期待できない。風景で…

帰りの手段

ロープウェイで弥山を上がった人も、歩きで上がった人も、帰路の時間を考えておかないと暗くなっては危ない。 ロープウェイの山頂駅からの最終便は何時です、と大きい看板に表示されている。残り時間によっては、山頂展望台まで行かずにここに留まろうかとい…

展望台に行く前に

宮島に渡った後、ロープウェイで弥山の獅子岩駅へ。 そこから山頂まで、あるいは霊火堂など諸堂宇への道は数十分かかる。 駅から先に自動販売機はありませんという看板が山頂展望台への所要時間とアップダウンを絵で示して水分補給を呼びかける。

島に渡る前に

同じく宮島口桟橋にて、フェリーに乗る前の人に向けて案内する広島銀行の看板。 同銀行の島内にあるATMは平日のみ利用可能のため、土日祝日は宮島口にあるATMの利用を勧めている。日本円以外についてはちょっと離れた所の店舗の方で両替できるという案内もあ…

往復か片道か

宮島口と宮島桟橋を結ぶフェリーの券売機。JRではない方の。 地元の人はほぼパスピーやICOCAで済ませるだろうから馴染みがないが、初めての利用の人が多い観光地でどういう券売機が分かりやすいか。多言語表示はもはや基本として。 上下半分に色分けしてある…

遠くから値段を

飲料の自販機で、側面に大きく文字を載せる場合、元々のデザインなら飲料メーカーのロゴを見せようとするが、 他より安いことをアピールしたい場合、重ね貼りで大きく値段を見せる。「100円」だったり110円だったり。もちろん全商品が100円ではない場合もあ…