環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

青崎陸橋

map:x132.505245y34.369299:hybrid:w450 広島市南区。国道2号が猿猴川を越えて東、青崎・堀越を抜けていく。 向洋本町バス停から東を眺めると、切通しを渡す2本の陸橋。手前が青崎陸橋。国道を挟んで南が向洋本町で北が青崎。 プレートは階段部分ではないの…

傾斜のある橋名

皆実陸橋の場合は斜め型のプレートに右上から「皆実陸橋」という向きで、 例えば三吉南陸橋*1だと左下から斜めに「三吉南陸橋」という漢字と、 ひらがなの「みよしみなみりっきょう」は左上から始まる。平仮名の場合、字が傾いているような垂直なような落ち…

陸橋のプレート

その鷹野橋の橋名板は手すりの下端に設置してあって、縦書き。比較的見かけない形。 多くは横型のプレート(例:常友横断歩道橋*1)で、場合によっては手すりに隠れて字が見えにくかったりする形。 他にも、手すりと平行で斜め型のものも(例:皆実陸橋*2)…

鷹野橋歩道橋

「鷹野橋」が架かっていた西堂*1川は、流水のない運河であるので『藝藩通志』に「港(ほりかわ)」と表記される。 平田屋港*2 西堂港 この二港は、海潮を引て、舟運の便にするのみ、上より流水あるにあらず、但平田屋港は、上にては、壕塹*3の餘水を洩す、二…

鷹野橋

map:x132.454262y34.383219:hybrid:w450 まっすぐ南下してきた路面電車が南東に曲った所で「鷹野橋」電停となる。 そこから始まる商店街のアーケードには「たかのばし」とあり、 バス停には「鷹の橋」とある。 今は無い西堂川に「鷹野橋」が架かっていたこと…

萬代橋

中区。元安川に架かる萬代橋は大手町と加古町を結ぶ。 明治11年から戦中までは加古町に県庁があったので「県庁橋」とも呼ばれた。 架け替えられる前の橋のうち、親柱は橋のたもとに保存されている。左に「萬代橋」、右に「よろつよはし」。 その隣には被爆建…

洗心橋

根谷川西岸に校舎があり、東岸にグラウンドがあった。その間を結ぶのが「洗心橋」。 小規模な橋で、低い欄干に細い橋脚。多分、欄干の青色や橋脚の根元の補修などはそんなに古くない。 親柱の白い石に「洗心橋」。真新しい頃は白黒はっきりしていたものか。 …

可部高校跡地

根谷川を挟んで、寺山の北西に広がる空き地が高校の跡地。 校舎がなくなっているので、南側から高松山がまるごと見える。旧校舎の写真は「可部分院周辺」を参照のこと。周囲はすべて塞がれて立入禁止。フェンスには 警告 この土地・建物は、広島県が管理して…

向こう側から寺山

向こう岸から寺山城というエントリを書いてから、もう二年以上経つわけで。 どうせなら造成が始まる前の写真も持っていればいいのだけれど、カメラを持ちはじめたのが平成18年*1の正月だったのでしょうがない。*2 造成途中(2006年3月)の寺山がこんなふうで、…

寺山案内図

前掲のように、観音像そばの「寺山縁起」に付属する地図には地名・施設名や祠堂が細かに記されている。 他にも、道路の曲がり角の公園敷地に案内図がある。こちらは土地の用途を色分けして示したもので、高校の敷地が黄色い部分で8.4ha、薄茶色の部分は寺山…

寺山の観音像

安佐北区可部、盆地の東に位置する寺山は北半部が造成され、高校と公園広場の敷地となった。 西方の町並みを見下ろすあたり、公園入口道路向かいの観音像は平成20年に立てられた。 台座に「記念碑」とあるように、「寺山公園造成記念」と「可部高校造成記念…

黄葉山の観音像

福山市神辺町の神辺城跡。神辺駅方面から登っていくと、中腹の見晴らしのいいところに大きな像が並ぶ。 前方に「(株)サンエス二代目社長佐藤敬治*1像」、その後ろに観音像。 台座には真言宗のどなたかの筆で「慈眼視衆生 福聚海無量」の十字。 (略) 念念…

平和観音像

中区の中央図書館・映像文化ライブラリーの建物南側に聖観音像が立っている。 台座正面に「平和 西望(望?)」の、ちょっと痛みの目立つ題字、 裏面には この平和観世音菩薩像は、文化勲章受章者北村西望先生作で富田政人氏夫妻の斡旋により、富山県の黒谷株…

交通安全地蔵

観音だけでなく、地蔵にも「交通安全」の名で立つものも。 路傍ではなく、三滝寺(西区)の境内。多宝塔のすぐ下。 台座には「交通安全地蔵」の横書きと桐に「丸にエ」を載せた紋章。 像の手前には石灯籠があり、そこで見たネコは 「うねるねこぜ」に既出の。

無事故祈念の観音

豊平町(北広島町)の国道433号が船峠からの道と交差したあたりに観音像がある。 台座に下がり藤の紋があるように、真宗色の強い碑がともなっている。 向かって右には「安かりし 今日の一日を 喜びて 御親の前に ぬかずきまつる」(大谷紝子*1)のうたを刻み…