2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
広電の井口駅は龍神山の麓にある。 小己斐明神(井口明神2丁目)とは国道2号を挟んですぐ向かい。学校も近いので電停を挟む交差点は車と人の行き来が忙しないときがある。 東西の隣の駅はそれぞれ商工センター入口、修大協創中高前。
同じく「いのくち歴史の散歩道」の7番は「昔の井口港」。司馬江漢を出典とする「猪の口」の表記が紹介される。 掲載の図版は岡岷山の絵と昭和29年頃の写真。商工センターの埋立地の無い頃でも既に井口港を塞ぐように鉄道と国道が横切る。
小己斐島を望む対岸の埋立地も公園内。 「いのくち歴史の散歩道」の説明板が設置されたのは平成21年。 神社の略歴が前半に、島の移り変わりが後半に書かれている。「小己斐」の名が示すように己斐の旭山神社から分祀したことが確からしい始まりで、それ以前…
その西部埋立第二公園は井口電停の南隣、小己斐明神とそれを取り巻く緑地が含まれる。 上が平成20年の小己斐島の様子で、下が今年の様子。 鳥居の色など特に大きな変化はなさそう。 目立つのは潮の満ち引きで島の岸が黒ずんでいたり乾いていたり、これも十数…
遊具として公園に置かれた動物像は日当たりの良いところにあって熱くなりやすい。 遊具ではない像、顕彰であったり追悼であったりの記念碑的な石造物は、安全のためもあって広場空間ではなく緑地の中や囲いの中に隔てられて佇立する。 小己斐明神を中心とす…
「あつくなっているときはさわらない」など、たくさんの注意事項のある「スケルトンザウルス」は南区出島の出島東公園にある。隣のゆめタウンみゆきからの出入口があるので、そのモールの中庭のような存在。でもゆめタウンは宇品西。
https://ikiikiya.com/design/archives/1071 広場の水飲み場の隣に立つカバのオブジェはマツダスタジアムから移った。「広島東洋カープ寄贈 平成30年12月」。 脇腹のあたりに「壊れるから登らないでね」とアストラムラインのキャラクター「アストラムライン…
そのあさ閲覧室から外を眺めると、足元にベルテガーデンの広場があり、広場の左手の建物からバスターミナルへ降りる。正面には上安駅が見える。バスターミナルと上安駅は連絡通路で繋がっている。 上安駅の乗り場から見えるベルテガーデンは、駅の乗り場の方…
まんが図書館あさ閲覧室は上安バスターミナルの上階「ベルテガーデン」にある。 広場からさらに階段を上がるので、階段手前に利用案内と「開館中」の看板がある。 ここでも中央図書館と同じく「図書館の利用は無料です」とある。さらにここだけの事項に「室…
図書館法第17条に「公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。」とあって、その原則が中央図書館の利用案内に銘記されている。 「図書館の利用は無料です」。 中央図書館の建物ができたときからの利用案内だ…
過去の西条の酒まつり(平成28年)の賀茂鶴の会場にて。 広い会場の案内図で、AからKまで催しの内容が箇条書きされていた。 酒の試飲に無料と有料どちらもあり、有料はさらに4種類をテントごとに受け付ける。1種類ずつ飲んで500円。「酒広場」で全国の酒を試…
施設の有料エリアと無料エリアがはっきり区切ってあれば、とりあえず無料で行けるところまで見てみようという動きになる。もちろん、初めから有料エリアに入るつもりなら気にせず進める。 縮景園(有料)に入ったあと、庭園内から県立美術館の建物に入る出入…
大屋根ひろばの看板では「Wi-Fiを無料で利用できます(無料)」と書かれている。無料の念押し。 フリーWi-Fiの表示に地域色が出そうな気がするものの、扇形のアイコンは共通で他の要素は文字ばかりになりがち。上越妙高駅前(上)や、クイーンズタウン(下)…
ひろしまゲートパーク全体の注意事項の看板は、できること(楽しめること)とできないこと(禁止事項)を載せるための広いスペースがいる。 その中のエリアごとの説明では公園全体の禁止事項は省き、そこだけの特徴の説明とともに注意事項が加わる。大屋根ひ…
https://www.town.fuchu.hiroshima.jp/soshiki/19/24277.html 火気厳禁は山林でなく住宅地の中でもよくある禁止事項で、より具体的にあらわすとタバコや炊事(バーベキューなど)が並記されることもある。 府中町の大通1丁目、新幹線高架そばの大通広場は遊…
安佐北区の三入八幡神社には平成14年指定の保存樹林がある。 指定番号は2。1は邇保姫神社境内にあった。 https://www.city.hiroshima.lg.jp/houdou/houdou/272709.html 令和三年度時点の保存樹林は安佐北区の2ヶ所。
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/faq/7340.html 広島市指定の保存樹・保存樹林は年々追加されていった(木が残り続けていれば)。条件は都市計画区域内で「1.5メートルの高さにおける幹の周囲が1.5メートル以上であること。」「高さが15メートル以上…
慰霊碑のすぐ隣に黒松がある。平成17年に広島市保存樹に指定されている。 [: 延宝のエピソードから「石井兄弟誓いの松」と呼ばれてきたクロマツ。その説明板は後半を原爆慰霊碑の解説にあてている。「光禅寺の協力で」という一言を入れるちょうどいい場所。
五日市の中央に位置する光禅寺の門前に原爆慰霊碑がある。 原水爆禁止五日市協議会により、昭和40年に建立。建立当時の五日市町は石内や河内を含む広い範囲。被爆当時は観音も八幡も含まない範囲の五日市町。
広島市に合併した旧五日市町が「五日市」の一番広い範囲とすると、現在の五日市はそれより狭いし*1、五日市村の頃ならもっと狭い。 さらに遡って街道のここからここまでが五日市と区切る目印になるのが五つ神社などの寺社の立地。説明板に 「五つ神社は昔の…
寺社の集まる旧西国街道近くに旧村役場があり、 kanototori.hatenablog.jp 埋立地に近く、より直線的な国道2号の近くには旧町役場ができた。合併後は佐伯区役所へ。 新旧役場、街道を結ぶ「五日市中央連鎖街」の説明板があるのは今では普通の住宅街。
kanototori.hatenablog.jp 広島市以前、五日市町時代の名残は現在もいろいろな形で見られる。と、同じようなことを12年前にも書いているが、当時残っていたものと今も残るものにさほどの変化はないのかもしれない。 国道2号の歩道には「五日市町」の消火栓が…
海老山公園の看板には「五日市町」の名が見える。五日市町時代から残る物持ちの良さ。 そんな中に現在の管理者の佐伯区維持管理課による警告もあって、新しさというか最新の問題事が目立つ。
宍戸氏館跡の説明板のさらに上の段は遊具のある広場(貴船神社旧地でもあり)。 神社の名残の注連柱の側に整然と並ぶ墓石。説明板は「三十人の墓」と題する。陶氏と毛利氏の合戦の死者を弔うものという。
旭園と海老園の間にある小山が海老山。 埋立により周囲が陸地となっているが、古くは北側にも海が入り込んで一つの島だったという。 山の北の斜面は幾段かの公園になっていて、「宍戸氏館跡」の説明板もある。館跡は麓の軌道敷や国道2号のあたりにわたって館…
kanototori.hatenablog.jp 海老山と海老園の間の道が五日市港の埋立地に通じている。上の記事に見た広島市の「埋立地の町の区域への編入(新たに生じた土地の確認)」はリンク切れになっていたので、下に現在のリンクを置く。 https://www.city.hiroshima.lg…
国道2号から五日市駅北口に通じる県道199号線は駅の東を回り込む。八幡川橋の西詰ではなくやや西寄りの位置からまっすぐのびて八幡橋西詰で左に曲がる。 駅周辺の自転車等放置規制区域はその県道が東の境となっている。 反対の西側は地図上に「交番」と表示…
八幡川を通る鉄道のすぐ南には国道2号の八幡川橋が通る。 上流側には歩道橋が別途あり、 片側1車線と歩道一つ分が橋の幅となる。「八幡川」の名を示す親柱はアスファルトに埋まるようにして保たれている。 kanototori.hatenablog.jp矢野の大濱橋と似ている。
八幡橋の下流側には広電とJRの鉄橋が見える。 「八幡川」の説明板に「干潮の時はそのまま川を徒歩で渡り」とあるように、現在の河岸も草の生い茂る砂地が広がっている。橋の上流では五日市側に、下流では井口側に砂が溜まる。
kanototori.hatenablog.jp 八幡川の堤防には「明治時代の中ごろまで松の巨木が並んでいました」と解説するのは八幡橋西詰にある「五日市まちめぐり散策路」の「八幡橋」。 東詰には旧八幡橋親柱が保存されており、下流のポンプ場前には「いのくち歴史の散歩…