環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

「福島正則の20年」展

27日まで広島城で開催されているのが「福島正則の20年」なので、菊に囲まれた看板が見える時期もある。
福島正則の20年 : 広島城ホームページ 福島正則の20年 : 広島城ホームページ 福島正則の20年 : 広島城ホームページ

福島正則の治世の約20年は、慶長6年から元和5年。その時期に書かれた文書は、家臣や寺院とのやりとりや村々の検地帳などが残っている。
その後の時代に書かれた絵図からも福島氏時代の痕跡が見える。とくに芸備の各地に配置された支城(鞆・神辺・五品嶽・尾関山・三原・亀居)*1と周辺の姿を見ることができる。
そういった文献のほかにも、出土品(瓦など)や伝世品(武具など)もあり、それに関連する「日本号写し」(築城四百年記念)は常設展示でもある。

*1:三原以外は破却