環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

鞆の城山

福島正則の20年」展のうちの一点。
鞆城跡については、元禄年間の「鞆町絵図」が展示されている。当時は福山藩の代官所となっており*1、山の北麓に「御屋舗」と書かれている。破却後も櫓門と堀などの一部施設が残っていた。

現在の城山は公園と資料館のある開放的な場所であり、比較的上り下りの楽な展望台となっている*2
CiNii 論文 -  6010 こどもたちに発見された風景に関する考察 : 図録「鞆の町再発見」の分析から(農村計画) CiNii 論文 -  6010 こどもたちに発見された風景に関する考察 : 図録「鞆の町再発見」の分析から(農村計画) CiNii 論文 -  6010 こどもたちに発見された風景に関する考察 : 図録「鞆の町再発見」の分析から(農村計画)
によると、鞆小学校の児童によるスケッチ大会が2007年に催され、描かれた対象を「おすすめポイント」として図録『鞆の町再発見』がまとめられている。

鞆の町の主要なポイント12箇所*3のうちに「城山」があり、そこで子供たちが描いたのは、資料館を除くと、山上の「宮城道雄像」とその周辺*4・港を見下ろす「城山からの景色」が主に選ばれている。
確かに城の遺構はスケッチの対象とするには地味だろうとは思われる。