環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

大土山の麓の説明板

県道から大土山へ登る分かれ道に入ってすぐ、向原町の教育委員会文化財保護審議会による説明板がある。昭和56年設置。

「論山堤と憩の森」との題で大土山の概要が連ねてある。小原と坂で水利権の論争が続いて論山堤が築かれたこと、正徳3年に灌漑用水が開かれたこと、山上の巨岩に天孫降臨や宮島故地の伝説があること、明治百年事業として憩の森が開かれたこと、という多くの事項が盛り込まれている。現地ではなく山の入口ならではの構成というべきか。