環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

新庄の宮神社の社叢

国道に面した夫婦楠を含めて、新庄之宮神社の境内の社叢をひっくるめて県指定の天然記念物となっている。(昭和29年指定)

社殿の正面は樹木が少なく、鳩溜まり*1になったりする日当たりの良い広場で、社殿の背後を取り囲むように木々が残っている。

境内西側にもあふれんばかりに葉を茂らせたり、落葉させたりと、境内の場所によって時期によっても粗密がある。

昭和55年発行の『'80広島市政令指定都市記念 ひろしま今昔』(広島市公文書館編)には、「市民による広島市の新しい美の発見」と題した写真コンクールの作品が収録されている。その「西区入選」作の中に新庄の宮の写真もあり、「小鳥も沢山集まってきます」とのコメントがついている。*2

*1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20081123/1227452145

*2:「西区特選」には「光の曲走」と題した国道2号バイパスの夜景が選ばれている