環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

学校跡地に記念碑

「記念植樹から慰霊碑へ」*1に挙げた多家神社境内の記念碑は、陸軍幼年学校の植樹記念碑は「原爆の劫火に耐えた肇國神社の石柱発見を機として」平成15年に建立されている。

陸軍幼年学校そのものに関わる現地にも当然、跡地であることを示す記念碑があり、昭和46年に「原爆の劫火に耐えた校門を修復して永くこれを記念」している。一群の石碑や樹木に囲まれた門柱は広島城内堀北側の講演の角地に木陰を作っている。

人なり施設なりの「ゆかりの地」には記念碑が立っているのが当たり前のように感じるけれど、碑が立つのはしばらくしてからの時期であって、無くなってすぐのタイミングで「旧地」を表示したら早すぎると感じるだろう。著名人が亡くなってすぐ「旧居」を表示しないだろうし。