環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

空鞘橋の傍らの碑

空鞘橋架設期成同盟」の近隣町内会による石碑が空鞘橋西詰にある。
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橋の欄干や親柱はとくに凝った風でなく、歩道の往来を妨げないくらいの簡素さ。
石碑は堤防上の植栽の中にあって、視界を遮るほどの高さもない。碑文の面も字も小さくて目立たない。
当時出来たばかりの橋の説明と、渡場だった頃のことと、「空鞘」という橋名の由来の3段落からなる。新たな橋の自己紹介のようなもの。

人とモノの顕彰

南区の「英橋」の記念碑は、その場所が仁保島村の入江だった頃に架けられた橋の記念碑であり、
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その最初の架橋に資材を投じた「英修作」氏を顕彰する記念碑でもある。
橋そのものは昭和26年には広島市による架け替えがあったが、埋め立てにより橋の役目が終わった後の昭和56年にこの記念碑が立てられた。