環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2010-01-01から1年間の記事一覧

地蔵の床下

コンパクトに、木製の柱と小屋で*1作られた地蔵堂の、その台座に色々あるようで、 ある程度の高さのあるコンクリートで頑丈に固まっていたり、 地面と高さの変わらない場合は、木の土台と床の間に空間ができたりする。 土台の下に床下を設けると収納スペース…

参道脇の地蔵

下賀茂神社(竹原市)の参道の途中、ブロック塀で三方囲んだ祠が南を向いている。 ブロックのすぐ上に妻入の屋根を構えて木を見せる。石像にはうっすらと青い模様。手前の台も薄い色。

路傍の棚

ゴミ集積の形態は色々で、各戸の表に置いておくだけという場合もあれば、屋根や扉がついていて散乱しにくい施設を備えたものもある。 それはともかく。 猫のいる棚は木製で、それより下はコンクリートブロック。ゴミが地べたに置かれる日でも居続けられない…

路傍の祠堂

カーブの外側とか、道と道の交点とか、境界とかの、特徴ある路傍を眺める小さなお堂があちこちにある。たいていは地べたの高さに置かれるので、近付くにつれて見過ごしやすくなるかも。台座が高かったり、棚が設けてあるなどすれば、小さな像でも近い目線で…

高架下の地蔵

白い橋脚がずらっと並んで、フェンスの内側の地面にはまばらに草が茂る。 歩道のそばに小さなお堂があって、そのスペースの分、フェンスのへこみができていて、もとは踏切のそばにでもあったのかなと思うような安定感。 賽銭箱に錠前がくくってあるのは、人…

高架の下

駅舎の下にも所々に城跡の石垣が残りつつ、南北の通路を成している。福山駅近辺と似た風景。 東西に続く高架。フェンスの中には四角い脚が延々と立ち並ぶ。 高架の下のJR管理地からの注意書き。ゴミを「絶対に」捨ててはいけないという強調と、 国鉄時代から…

三原駅北口

駅の構内図を確認すると、隆景広場に出るのは「西口」でした。google:隆景広場での結果は概ね「西口」とあるなかに、しばしば「北口」とあったりする。 天守台には駅構内の階段をあがらないといけない。それに隣接して「北口」が開口している。その入口に「…

自転車放置禁止区域

それと同じような範囲で「自転車放置禁止区域」が設定されている。こちらの方が若干広い。 駅の西と東にある駐輪場を緑に、駅周辺の禁止区域を朱色で示してある。タクシー乗場の正面に交番があり、それを取り巻く通路も範囲に含まれる。

三原駅前

観光バスから城跡を眺めることができる北口西口のロータリー*1。 名前は「隆景広場」。石碑の文字が黒々としていて、石の面に比して小じんまりしている。その位置からして、背後の石垣といっしょに写すように勧められているような気分。そういう意味でほどよ…

堀の魚

水門やらがあるので水が留まっているわけではないけれども、循環しにくい溜池のような青さ。 東の堀端には魚を釣ってはいけないという注意書き。 西の堀端を歩くとわらわらと鯉が群がる。

堀端の新旧

本丸の北にある東西の堀。「備後国之内三原城所絵図」*1には「廣十六間深一丈二尺」とある。今は東の角になっている所から、さらに東へ延びる堀(「廣七間深六尺」)と、南東の船入へ通じる堀(「廣十二間深六尺」)に分岐していた。 角近くの石垣の無い部分…

三原城天守台

三原城では、本丸部分を分断するように三原駅が位置する。 広島城と同じく、国立公文書館デジタルアーカイブ*1の「正保国絵図」に「備後国之内三原城所絵図」が含まれる。 駅の北に本丸北端の天守台とそれをとりまく堀が現存する。絵図では両角に櫓が描かれ…

福山城内堀

福山駅の北口を出るとすぐ福山城二の丸の石垣がそびえる。 それを取り巻くように内堀が位置したが、埋め立ての後、鉄道用地となる。 備後歴史探訪倶楽部特別版「福山城」というサイトに旧状が詳説されており、現状の写真と重ねて知ることが出来る。(「堀の…

広島城の現役時代

「諸国古城図」は近世後期の時点での廃城なので、城郭の現状が変わっている場合に「今ハ畠」とか「昔は水堀」といった注記があちこちにある。 今でいうと、広島城の幾筋もの堀が埋め立てられて、建物や道路になっていたりするのを説明する類の変貌。 近世の…

「描かれた古城 −浅野文庫所蔵『諸国古城之図』総覧展−」の画像

広島市立中央図書館で開催中の企画展で『諸国古城之図』の写真パネルを見ることができる。5日まで。 企画展 「描かれた古城 −浅野文庫所蔵『諸国古城之図』総覧展−」 - 新着情報ブログ webギャラリーはこちら。あまり画像は大きくない。 浅野文庫諸国古城之…