環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

神辺城跡の案内表示

前項写真のように、本丸跡と二の丸跡には平成17年設置の石碑によって遺構の要素を示している。 それらも含めて「神辺町観光協会」による説明板や順路表示が要所要所に設置されている。 中には、矢印の示す先がわかりにくいからか、落書きで苦情を伝えようと…

神辺の城山

同じく支城の神辺城については、天和三年の「安那郡川北村絵図」に「城山」が見える。 その絵図は、東を上にして神辺の宿場町を中心に置き、町を挟むように右手に「城山」・左手に「秋丸」の山が描かれる。神辺駅の案内図の場合、市街地が中心になるので左上…

鞆の城山

「福島正則の20年」展のうちの一点。 鞆城跡については、元禄年間の「鞆町絵図」が展示されている。当時は福山藩の代官所となっており*1、山の北麓に「御屋舗」と書かれている。破却後も櫓門と堀などの一部施設が残っていた。 現在の城山は公園と資料館のあ…

「福島正則の20年」展

27日まで広島城で開催されているのが「福島正則の20年」なので、菊に囲まれた看板が見える時期もある。 福島正則の20年 : 広島城ホームページ 福島正則の治世の約20年は、慶長6年から元和5年。その時期に書かれた文書は、家臣や寺院とのやりとりや村々の検地…

菊の中の天守

広島城歴史空間活用プロジェクト のページに「広島城でのイベントの事例」として「ひろしまフードフェスティバル」と「広島城大菊花展」が挙げられている。大きな鯉がいる上の画像は昨年のもの。 今年の菊花展では、「特作花壇」のなかに20分の1広島城模型が…

渡るべからざる端

現在の広島城内で触れてはいけない場所というと、二の丸を出たところの工事現場。工事名は「中央公園御門橋改修工事」。 改修工事中につき これより中への進入や 仮設手摺に手(足)で触れないでください。 という、几帳面な言い回しの注意がある。 工事のあ…

測定機を装備

昨年の十一月ごろ見かけたのが、 菰巻き、ではなく。 広島城本丸の樹木が、ぐるりぐるりと養生されて、何やらパイプが突出す形になっている。左上に刻まれた「田中」は、掻き捨てられた旅の恥か何かだろうか。 取り付けられているのは気温を測定する機器だそ…

樹木の肌に

植物公園内の樹木には、ラベルが直接にステンレスの釘で打ちつけてあり、そのことのフォローのための説明が傍らにある。 「樹木ラベルの取り付け方について」として、打ち付けてあっても問題が無いこと、このやり方が確実な取り付け方であることが述べてある…

カラスの絵

鳥に関する注意というと、市街地で身近なハトのフンや餌やりであったり、カラスの動向そのものがちょっとした脅威。 京橋*1を望む川沿いの遊歩道。歩道の真ん中に立つ街路樹にくくりつけられた注意書きは、カラスの「威嚇等」に注意するポスター。広島市の設…

鳥の集うところ

鳥が街灯にとまるのは一時的な足場であって、塒として過ごす場所はもう少し隠れやすい空間でないと落ち着かない。 木の生い茂る場所、川の中州のような場所だと鷺のコロニーができてギャーギャーとにぎやか。 街中の特定の街路樹に小鳥が集まるとそれもまた…

街灯の上の鳥

そういえば、明日は横川で一箱古本市なわけですが、楽しみ方としては、あれこれのテーマをもうけて自分が出品するとするならアレを出すかな、と思いを致すのがよろしいかと。 ブックスひろしま : 11月6日(日)一箱古本市の開催場所は、カジル横川です 店名…

橋の街灯

といったふうな、凝った感じの街灯もあれば、柱の先端に灯りをつけて橋の内側に垂れるのが単純な形(例:三篠川橋*1)。 先端の一つだけでなく、低い位置にもう一つ付くものもあり、それぞれ車道と歩道に向けて照らしている。枝の付き方にちょこっと違いが出…

相田橋

南部山橋の下手の「相田橋」。「相田」に架かる橋のうちの東端にあたる。 南岸が相田一丁目で、工場や商店が集中している。橋からまっすぐ続く道は、道幅を保ったまま「安川通り」(県道38号広島豊平線)に接する。 歩道は両側にあり、点字ブロックあり街灯あ…

南部山橋

陸橋のすぐ下手に「南部山橋」が架かっている。安川を挟んで北が安東で南が相田。以前の名は「下安橋」であったので、交差点の名も「下安橋北詰」から更新されている。 安・相田地区ガイドマップ(安公民館地域情報) 読みは「なべやまはし」。『芸藩通志』…

踊り場の下

その、安東の歩道橋の南側は、すぐ近くの安川沿いの道路と接しており、階段の直下は植込みとはいえ、 歩道の往来に際して「うえにちゅうい」と呼びかけられるくらいに低いところに踊り場が位置する。周囲に余裕があれば、まっすぐな階段やスロープにするとこ…