環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

河戸帆待川駅の位置。

可部駅から西へ、可部バイパスの高架を潜ってすぐのところに「河戸帆待川駅」がある。例の中間駅。*1 ホームから東にバイパスが見え、西の奥に茶臼山が見える。 所在地は亀山二丁目で、ホーム東端に流れる帆待川*2が可部と亀山の境。 *1:http://d.hatena.ne.…

橋梁が増える 2

昨年の夏、「橋梁が増える」*1可部バイパスの車線の増える工事を見かけたが、今年度内で橋梁の工事は進んだようで、 可部線の車内から見える二つの橋脚の上にはどちらも橋桁が架かっている。 横断歩道橋からは橋梁下のフェンスの中の様子が見えた。 年末には…

可部バイパス高架くぐり

国道54号の可部町域でのバイパスは「可部バイパス」。 警察署と区役所の間は高架北側の坂道になっている。東西に伸びる県道と可部線を跨ぎつつ、バイパスの側道同士も高架下で交わる。 もともと見通しの悪い高架下の道が、高架の増える工事によってさらにフ…

向かい合う駐車場

その交差点のすぐ南にも県道の両側にカーブミラーが設置されている。カーブの道じゃないから道路反射鏡か。 東西どちらの場所も、道路に面した駐車場を車が出入りする。西から出る人は南からくる車を、東から出る人は北から来る車を注視する。 写真は四年前…

旧道の交差点

長束や西原の国道183号はもと54号で、そのバイパスが祇園新道。183号のさらに西に並行する道が県道277号で、「旧道」というとこちらを指す。*1 バスがすれ違う余裕の乏しい上にゆるやかなカーブで見通しが悪い。 さらにそこに交わる路地は建物の陰に隠れて見…

交差点になりそうなカーブ

map:x132.478849y34.454498:hybrid:h800 アストラムラインが中筋で西へカーブする所は、下の道路では国道54号(祇園新道)から県道38号(安川通り)に移っている。 その交差点から東へ向かうとすぐ「中筋温品線」の予定線に突き当たる。 川内や中筋在住でな…

交差点の鏡

交差点の写真をとる時に目当てにするのは、その交差点の名前が表示されている信号機や、国道〇〇号の起点がここというような交わる道路の説明に使えそうな見た目を収めようとしたりする。人や車の多い所ではなかなか撮れない。 道路近くまで建物が迫る細い曲…

防波堤の鏡

そのホテル前の高速船乗り場は元宇品の南東部にあり、元宇品の西の海岸に沿って北の広島港と行き来する。 ホテル前を囲む防波堤先端にカーブミラーが見える。

元宇品のホテル前

広島-宮島 時刻表・料金表|高速船航路|瀬戸内海汽船 広島・宮島高速船は元宇品のグランドプリンスホテル広島も経由する。 広島(宇品)から出た船はホテル前に行ってから宮島へ、宮島から出た船は広島港へ着いた後でホテル前へ。「※宮島発の最終便はプリン…

3号桟橋の船

3号桟橋を大まかにくくると、広島市内方面行きの船の出る場所となり、立て看板の案内にある「広島港方面 チャーター船・遊覧船のりば」のような船の種類の併記となる。 どうしても前項の画像のように、広島港へ22分で行けたり呉行きもあったり平和公園行きも…

宮島港3号桟橋

宮島と対岸の宮島口を行き来するフェリーは、宮島港のフェリーターミナル建物に近く、便数も多い。 少し西に離れた位置にある第3桟橋は広島港(宇品)や呉港との間の高速船や、平和公園下から出る遊覧船に使われる。 広島市内や呉など複数の観光地を一度に巡る…

津久根島の見える船

広島湾内のさらに小さな島、佐伯区の津久根島は「あまんじゃく」の説話で知られる。*1 陸から眺めるにはやや距離があって目立たない。宇品・宮島間の高速船からならよく見える。 *1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20081008/1223472836

陸から見た大麗女島

大麗女島に近い陸地は海上保安大学校のある若葉町。島も若葉町に含まれる。 半島の先端に若葉町があり、それに接する高所に「晴海町」の団地がある。 晴美長と若葉町の間を抜ける道路から、大麗女島が見える。背後に小麗女島も一部見える。

小麗女島

呉港と吉浦の間に突き出た半島の先に二つ島がある。陸寄りの大きいほうが大麗女島、沖寄りの小さい島が小麗女島。 南から東へぐるっと曲がる宇品・呉間のフェリーからの航路に近いので、小麗女島がよく見える。 小用・呉間の航路からもよく見える。

呉の桟橋

その「瀬戸内海縦断の旅」(昭和27年)では、宇品から松山への航路で途中呉港には入らず、江田島をよぎった後は吉浦・鍋・音戸に寄っている。 現在の松山行きフェリーは呉港を経由する。スーパジェットは第3桟橋へ、フェリーは4番乗り場に着く。小用間の船は小…

航路から見た両岸

小用〜宇品や呉〜宇品の高速船やフェリーは江田島を西に、呉市を東に見る広島湾内を通る。 小用では港近くの造船所の設備が目立ち、呉市の天応や小屋浦は工場建屋やポートピアの公園などの海岸の施設のほか、背後の険しい山の肌が目立つ。 阿川弘之のエッセ…

桟橋の出入り口

小用港の桟橋は3つ。北の第3は早朝と晩の便のみで、もっぱら第1にフェリー・第2に高速船が出入りする。 桟橋と待合室間の通路に大きな看板があり、着いた船からは「ようこそ海生交流都市 江田島市へ」が見え、陸地側からは「またのおこしをおまちしており…

小用と呉のフェリー

小用港は、主に呉港と宇品港との間にフェリーや高速船が行き来している。 呉港間の航路はごく短い距離であるけれど、東西にまっすぐの線ではなく、小用の南の秋月沖を通ってくる。 フェリー正面から見えてくる江田島は米軍の弾薬庫が最初の風景。

海上から見る小用

そんなふうに、コミュニティセンターの建物は海に向かって開けた位置にあるため、小用港沖の船からもよく見える。 市街地の中に他に高い建物がないこともあって、色も形も目立っている。

港の角のヘリポート

東に四角く突き出た埋立地が小用港の諸施設で、広い駐車場と公園に使われている。 コミュニティーセンターからバイパス予定線を挟んで向かいに「小用みなと公園」が広がっていて、ドクターヘリ用簡易ヘリポートも整備されている。 ドクターヘリ用簡易ヘリポ…

商工会前の予定線

コミュニティーセンターの建物の港側には大きく「江田島市商工会」の名前が表示されている。 バイパスはすでに江田島町中央方面から小用港前までは供用されていて、コミュニティーセンターのあたりで空き地が広がっている。道路予定地の「立入禁止」の表示は…

小用の出張所

小用港近く、国道487号とそのバイパス予定線に挟まれた場所に「江田島町コミュニティーセンター」がある。 一階に郵便局・商工会・JA・出張所の入居する複合施設で、江田島町時代からの名前がそのまま残っている。厳密には名称が変わっているのだろうけれど。

小用の国道

国道487号は広島市中心部と呉市中心部を江田島・倉橋島経由で結ぶ複雑な区間*1。 小用の区間に幅の広いバイパスを通す道路改良事業が実施されていて、今のところ平成30年代前半完成予定となっている。 道路改良事業の紹介 - 広島県ホームページ 平成30年代は…

江田島町小用

江田島町中央から山を挟んで東隣、呉や宇品から江田島への玄関口にあたる小用港がある。 ここの住居表示は「江田島町小用」で、南から1〜5丁目まである。3丁目あたりまでは奥行きのある平地が固まっているが、4丁目は国道487号沿いの細い区域が海岸伝いに連…

向側と中郷

「江田島町中央」の住居表示が施行される前は複数の集落の集まりで「本浦」を構成していた。 角川日本地名大辞典 (34) 広島県の江田島町の「現行行政地名」には「江田島」の項目内に、大字「津久茂」を除く各集落の説明がある。 向側(世帯266・人口709)は、…

江田島町中央

公民館や警察署のある、術科学校付近の市街地が江田島市の中心部の「江田島町中央」。1丁目から5丁目がある。 江田島町時代からの住居表示なので古びた案内地図もある。

学びの館への案内表示

江田島を南北に貫く県道44号。そこから向側公園は離接していないので、分岐点に矢印付きの案内看板がある。 「学びの館 歴史資料 (体験学習)」という三つの言葉を並べている。 郷土資料館だけの機能ではない意味合いを括弧の中の「体験学習」に読むとすれ…

向側公園案内図

入口の田屋の門の手前に「ご案内」と題した公園の中の案内図がある。 学びの館とそれ付属する建物はピンク色で、奥の多目的広場は黄色で色分けされ、その間を区切るようにある庭園は緑。 「ホタルの家」と呼ばれるその庭園は、蛍や目高などの観察場所の役割…

学びの館

向側公園の右奥に石畳を進むと久枝邸を活用した文化施設「学びの館」がある。 学びの館 こちらのページに主な所蔵資料が紹介されている。その中の「八稜鏡」は「兵学校建設工事で発見された」という出土経緯自体が近代史を彩る資料になっていることが楽しい。

旧久枝邸

「田屋」は江田島村の庄屋を務めた久枝家の屋号。 その邸宅跡が公園となり、門や蔵にその名残をとどめる。