環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

説明板諸相 戦艦「大和」の時鐘

ベルはこういうふうに設置されていて、下部に「寄贈 呉ポートライオンズクラブ 平成17年11月」とのプレート。
説明板の存在は常日頃からありがたいものです。おはようからおやすみまで、とまでは云わないにしても。

時鐘(じしょう=タイムベル)
時鐘は、その艦が就役している間、昼夜を問わず30分ごとに当直の時鐘番兵(じしょうばんぺい)が鐘を鳴らして館内に時刻を告げるもので、その艦のシンボルともいえるものでした。
鐘を鳴らす回数は、0:30の1点鐘に始まり、1:00は2点鐘、1:30は3点鐘と続き、8点鐘で1巡します。2巡めは4:30の1点鐘に始まり、1日で6巡します。
鐘の打ち方にも独特の流儀があり、1点鐘の「カン」以外は、2連区切りというのがならわしでした。例えば、3点鐘は「カンカン カン」、4点鐘は「カンカン カンカン」と打ちます。