桂ヶ浜ドック跡

桂ヶ浜の西の端、近世の中頃に使われ始めた和船のドックの跡がある。

東隣には神社が鎮座し、西隣はこんもりと高まりが陰をつくるので、低くて平らな地面がより目立つ。

説明板には、明治時代のチラシに書かれた港の絵が掲載されている。明治15年、大型船に対応するため改良される絵の中の文にも「今回工事勉強仕西洋形帆走舩ヲ製造仕候」「昔年ノ舩渠ヲ改良シ」とある。
「トック」の絵の中には船の記号が描かれて広さをアピールしている。