環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

落合村の耕地

玖村駅の東北に突き出た丘陵上に真亀山神社があり。堤防上からは参道の階段が見える。


麓に並ぶ石碑に「灌漑記念碑」と「玖村土地改良区記念碑」がある。


この地区の土地利用の変遷が土地改良区記念碑に年譜形式でまとめられている。駅前の記念碑にある土地区画整理事業以前の姿が、土地改良区とsて灌漑事業の進められた農耕地。その前身が明治末期の「耕地整理組合」。

大正初期に実施された、太田川からの取水による配水路網の整備を称えたのが「灌漑記念碑」。本文は中ほどの「大東亜戦中食糧増産目下緊要也」で締められていて時局を露わにする。末尾には「当時参畫委員」の芳名が刻まれている。